2010年10月31日

蒲郡全日本インカレ開幕

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全日本インカレ初日は小雨まじりの軽風戦となりました。470、スナイプとも、“カブトをかぶった兵士のロゴ”が目を引く関西大が快走。総合首位に立ちました。photo by Junichi Hirai

 10月31〜11月3日まで、愛知県蒲郡市・海陽ヨットハーバーで第75回全日本学生ヨット選手権が開催されています。出場するのは、全国水域予選を勝ち抜いた470級24校、スナイプ級24校。4日間で10レースが予定され、470級、スナイプ級、総合(両クラス合計得点)により競われます。

 大会初日は、小雨の降る中、3レースがおこなわれました。マーク変更を強いられるシフティーな風でフラットな海面。72艇の豪快な一斉スタートや大混雑となるマーク回航などインカレ特有の迫力あるレースがおこなわれました。

 470級は日本経済大が首位に。前評判通り、飯束、岡、土居の鉄壁スキッパーの安定した走りが印象的でした。2位は女子パワーが炸裂した関西大です。大曲昭子、後藤沙季の女子2艇がシングルを連発。大曲に至っては本日個人成績2-1-3位の圧巻スコアを残しました。3位には、じわじわと前を見据える慶應大が続いています。

 スナイプ級は、実力ナンバーワンと名高い早稲田大の成績が安定せず、混戦模様です。どの大学が前に出てくるのかまったく予想ができません。初日トップは、中古のピアソンスナイプで快走する同志社大、2位には、攻めのスタートが印象的だった金沢大、3位には関西大がつけています。

 大会はまだまだ序盤。明日以降の戦いに注目です。

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470級はマーク回航が大混戦。一分の隙も見逃さない気合いで、きれいに並んで走ります。photo by Junichi Hirai

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軽風域で巧みなコース戦術が光った大曲艇(関西大)。photo by Junichi Hirai

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全日本インカレ初日写真集を更新しました。photo SAIL!

◎蒲郡全日本学生ヨット選手権 大会初日 成績
470級
1. 日本経済大 84p
2. 関西大 96p
3. 慶應大 118p
4. 早稲田大 129p
5. 中央大 191p
6. 日本大 197p

スナイプ級
1. 同志社大 146p
2. 金沢大 165p
3. 関西大 202p
4. 日本大 206p
5. 早稲田大 217p
6. 慶應大 238p

総合
1. 関西大 298p
2. 早稲田大 346p
3. 慶應大 356p

◎愛知県ヨット連盟/全日本学生ヨット選手権(速報、成績表等)
http://www.ayf.jp/
◎バルクヘッドマガジン×photo SAIL!
http://www.bulkhead.jp/photo/photo.html

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2010年10月23日

蒲郡全日本インカレ展望(4)

2010年全日本インカレ展望と解説・総合
文・外道無量院

◎総合
 スナイプで2連覇を達成できれば、早稲田の総合3連覇の可能性はデータ上の数字=30%から45%程度にアップするとみる。ここ2年間、早稲田の470は、かつての爆発力は感じないものの、何と言っても非常に堅実な戦い方が徹底している印象だ。今年も、それさえ再現できれば良いのだ。ただ、逆に、総合優勝を達成するには、スナイプ2連覇が、かなりのウェートを占めるとも思える。早稲田スナイプが優勝できない場合の総合優勝の可能性は、逆に15%に半減するだろう。そう考えると、「歴史」が証明しているように、そう簡単にはいかないか?

 他の大学が早稲田を破るには、「470で早稲田に勝てること」が必要条件と考える。470で早稲田にリードされたのでは、 その差以上を強力な早稲田スナイプを相手に逆点するのはむずかしい、と思えるからだ。

 そうなると、候補は絞られる。今年、実際に関東で早稲田470を春・秋の2度に渡って破っている慶應義塾、そして、今年は未対戦ながら過去3年間、早稲田には負けていない関西学院、そして、その関西学院と今シーズンは好勝負してきた関西大までか。総合優勝するために、470で早稲田にリードできれば、早稲田スナイプには「勝負」よりも「負けても僅差なら」でよいのだ。

 ただ、慶應スナイプは、関東インカレで強風から微風までのオールラウンドに早稲田に大差をつけられた内容が非常に気にはなる。

 対抗・関西学院、単穴・慶應義塾。

 関西学院は、昭和24〜25年(1949〜1950年)、昭和31〜32年(1956〜1957年)、昭和40〜41年(1965~1966年)と、3度の総合2連覇がありながら、その度に3連覇はすべて阻止された。今回、初めての総合連覇後の初挑戦で、簡単に早稲田の「3連覇」を許す訳には行かないだろう。上で述べたように、今年の関西学院は遠征が少なかったのだが、その少ない遠征での定期対抗戦、全日本女子インなど、個人戦である全日本個選を除き、「団体戦」ではすべて優勝しているのだ。昨年までの早稲田が踏んだ道程に、どこか似ていないか? 4番手は、両クラスに持ち駒豊富な関西大とする。

 以上、順番は別にして、「総合は早慶関関」の勢力図は今年も不動という結論だ。番狂わせがあるとすれば、上記4校にアルファベットが揃って付くような「大荒れ」になった場合に限り、「インカレ巧者」、の同志社と日大までが優勝争いに絡んでくる可能性を残す。

結論
◎・・・・・・・早稲田大
〇・・・・・・・関西学院大
▲・・・・・・・慶應義塾大
△・・・・・・・関西大
△・・・・・・・日本大
△・・・・・・・同志社

 以上を選手の力関係からの展望・予想とする。

 なお、恒例により希望者に限り、より深層に切り込んで結果を予想した「特別版」を配信する。希望者は、QZT00265@nifty.ne.jp までメールにて請求のこと。

 締め切りは、10月29日(金)24:00。受付分には、10月30日(土)にメールにて必ず配信することを約束する。

 参加各位の健闘と幸運を祈る!

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2010年10月22日

蒲郡全日本インカレ展望(3)

2010年全日本インカレ展望と解説・スナイプ級
文・外道無量院

◎スナイプ級
 わずか3レースに終わった昨年の大会ではあったが、創部史上初のスナイプ・クラス優勝を飾った早稲田大。レギュラーメンバー6名中スキッパー3名全員とクルー芝尾航(4年・日大二)1名の計4名が残る強力な布陣。主将・古谷信玄(4年・福岡第一)は、昨年、今年と関東個選を2連覇したあと、先月には、ついに念願の全日本個選チャンプのタイトルを手に入れ、名実共にエースとなった。

 2番艇の木内蓉子(4年・湘南)も昨年の個選チャンプだ。昨年は、クルー・鈴木恵詞(当時主将、現・電通)にリードされる感が強かった3番艇・加藤文弥(2年・海津明誠)も辻堂新艇を割り当てられ、いよいよ一人立ちか? メンバー的に、昨年の優勝がフロックでない限り、2連覇は濃厚と考えるのが常識だろう。

 関西学院は監督が交代し、国内外を問わず積極的に遠征していた方針がガラリと変わった。ゆえに、今年は他水域との比較がむずかしいが、全日本個選と全日本女子インカレで見た内容と、同じ女子スキッパー・早稲田・木内蓉子をモノサシにして計ると、増川美帆(4年・博多女子)は、サバイバルなド強風という状況にでもならない限りは、男子相手でも充分にトップクラスで戦えそうだ。

 逆に、強風サバイバルになった場合は、西尾将志(3年・関学高等部)の出番。新艇のブッツケ本番だった全日本個選の時とは異なり、オクムラ新型艇・新型マスト「侍」にも慣れ、走りが大幅に改善した。蒲郡での決戦に備え、1年掛けて作った体格・体力を生かしてフリートをリードできそうだ。

 微・軽・中・強風の、どこに転んでもリーダーシップを持って、1、2番艇が3番艇・小栗康弘(1年・中村三陽)を上手くリードできるという安心感から、早稲田と好勝負できる唯一のチームとみて対抗に評価する。関西インカレでは、一見僅差には見えるが、蒲郡本番に備えての実験なのか、強風・微風を問わず、スキッパー・クルーの控え選手を多様に乗り代えて使い、内容的には余裕タップリの圧勝に思えた。
 
春の関東インカレで早稲田を破った…(続きを読む)
posted by BULKHEAD at 03:20| インカレ

2010年10月21日

蒲郡全日本インカレ展望(2)

2010年全日本インカレ展望と解説・470級
文・外道無量院

◎470級
 誰が予想しても、今年の「本命」は同じだ。

 日本経済大は、2連覇中ではあるが、実は毎度インカレ独特の雰囲気に呑まれるのか、シリーズ序盤は苦戦が続き、 最終日の最終レースでからくも同じ関西学院大を逆転しての勝利だったように、決して楽勝してきた訳ではない。

 今年は、3年前の個選チャンプ・富岡潤貴(現・中商事)が卒業で抜けたとはいえ、スーパールーキーの土居一斗(1年・福岡第一)が加入し、飯束潮吹(4年・福岡第一)、岡賢志(4年・高松工芸)と残るレギューラー陣スキッパーの力は昨年同大比で優るとも劣らない。クルーの動きを見ても大嶋龍介(4年・東海第二)、内野航太(3年・長崎鶴洋)、外薗潤平(2年・鹿児島商)ともに素晴らしく、どこをとっても他のチームに劣る要素は見当たらないのだ。

 日本経済大は、平成15年(2003年)第68回大会で初出場・初優勝(当時・第一経済大)を飾るや、翌年も連覇して、平成17年(2005年)第70回大会で、3連覇に挑戦したことがある。田畑和歌子(現・アビームコンサルティング)、谷口斉謙(現・島精機)、新居健太郎(現・香川県ヨット連盟)というナショナル・チーム級のスキッパーを揃え、大本命として開催地の江の島にのり込んだ。

 しかし、石川裕也(現・関東自動車工業)、森銀二、長橋誠(現・アルファウェーブ)を擁する日大がそれを阻止して優勝を奪取。さらには、早稲田、福岡大、法政大にも遅れをとり、優勝した日大とはダブルスコア近い大差をつけられての5位に敗れたことは記憶に新しい。しかし、過去に達成されていない「470級3連覇」、とは言っても、日本経済大にとっては、7回の出場中5回の優勝と考えれば、「勝率71.4%」とも解釈できるのだ。
 
あえて不安要素を探せば…(続きを読む)
posted by BULKHEAD at 18:07| インカレ

蒲郡全日本インカレ展望(1)

2010年全日本インカレ展望と解説・序文
文・外道無量院

 今月末、第75回全日本学生ヨット選手権、いわゆる全日本インカレが、愛知県蒲郡市海陽ヨットハーバーにおいて開幕する。日程および参加チームは以下の通り。

◎日程
10月29日(金) 10:00〜 受付・計測
10月30日(土) 9:00〜 引き続き受付・計測。15:00〜 開会式
10月31日(日) 9:00 第1レース・スタートの予告信号(最終予告15:30まで)
11月1日(月) 9:00 その日の最初のレース・スタートの予告信号(同上)
11月2日(火) 同上
11月3日(水・祝) 同上。13:00以降のスタート予告信号はなし。17:00〜 閉会式 (全11レース予定)

◎参加チーム 470級(24校)
北海道:小樽商科大
東北:東北大
関東:慶應義塾大、早稲田大、日本大、中央大、明海大、法政大、明治大
中部:愛知大、静岡大、愛知工業大
近畿北陸:同志社大、金沢大、龍谷大
関西:関西学院大、関西大、甲南大
中国:鳥取大、岡山大
四国:徳島大
九州:日本経済大、福岡大、九州大

スナイプ級(24校)
北海道:小樽商科大
東北:東北大
関東:早稲田大、日本大、慶應義塾大、横国大、明治大、中央大、法政大
中部:名古屋工業大、名古屋大、三重大
近畿北陸:同志社大、金沢大、京都産業大
関西:関西学院大、関西大、和歌山大
中国:岡山大、鳥取大
四国:徳島大
九州:鹿屋体育大、九州大、福岡大

*両クラス揃っての出場、すなわち「総合優勝」を争うのは17校。

 今大会の焦点は、日本経済大の「470級3連覇」、早稲田大の「スナイプ級2連覇」、そして「総合3連覇」なるか、であろう。

 歴史を紐解いてみよう。

 「同一クラス3連覇」は、A級単独開催だった昭和21年(1946年)第11回大会までまったくない。昭和22年(1947年)、第12大会以降のA級+スナイプ級の「総合」のみを優勝としてきた制度を変更し、昭和43年(1968年)第33回大会で「クラス別優勝」を採用した。以降、昭和58〜61年(1983~86年)の期間に4連覇を達成した日本大・スナイプ級以外にはない。470級では、昭和48年(1973年)第38回大会でA級に代えて470級を採用以降、過去に成し遂げた大学はない。

 「470級3連覇」は、立命館大が2回、日大、第一経済大(現・日本経済大)が各1回、過去に挑戦しながら、いずれも失敗した(合計4回)。史上5回目、自身2回目の挑戦となる日本経済大、今回はどうか?

 一方、「総合3連覇」は、昭和35〜37年(1960〜62年)第25〜27回大会に3連覇した同志社大、そして昭和60〜63年(1985〜88年)第50〜53回大会の期間に4連覇した同じく同志社大、そして、平成10〜12年(1998〜2000年)第63〜65回の福岡大の2校以外にはなく、これもかなり難しい、と歴史は物語っている。昨年、初めて総合連覇を達成した早稲田大が、「同志社大」、「福岡大」に続き、史上3校目として、その名前を歴史に刻むことができるか?

 ちなみに、関西学院大が3回、日大が2回、福岡大、立命館大が各1回総合3連覇を阻まれている。失敗は合計7回だ。単純計算すれば、データ的に言える早稲田の総合3連覇達成の確率は、3/10=30%である。

※昭和43年(1968年)第33回大会〜昭和53年(1978年)第43回大会の期間、「クラス優勝」のみを表彰対象とし、「総合」を正式な表彰対象としなかった期間を除く。

 以上、日本経済大と早稲田大は、共に今大会は、「歴史への挑戦」となる。

 それでは、クラス毎に有力校の戦力を解説しながら展望してみよう。

※次回470級へ続きます。

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2010年10月12日

関東&関西インカレ成績

 10月9〜11日におこなわれた関東インカレ(森戸沖)、関西インカレ(西宮沖)の成績です。関東は上位7校、関西は上位3校が全日本インカレの出場権を獲得しました。

◎関東インカレ成績
47O級
1 慶應大 137p
2 早稲田大 217p
3 日本大 301p
4 中央大 316p
5 明海大 345p
6 法政大 348p
7 明治大 387p

スナイプ級
1 早稲田大 150p
2 日本大 192p
3 慶應大 294p
4 横国大 322p
5 明治大 348p
6 中央大 411p
7 法政大 470p

総合
1 早稲田大 367p
2 慶應大 431p
3 日本大 493p
 
◎関西インカレ成績
470級
1 関西学院大 143p
2 関西大 204p
3 甲南大 334p

スナイプ級
1 関西学院大 160p
2 関西大 186p
3 和歌山大 358p

総合
1位 関西学院大 303p
2位 関西大 390p
3位 甲南大 715p

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2010年10月06日

関東&関西インカレ展望(3)

2010年関東&関西インカレ展望と解説・関西水域編
文・外道無量院

◎関西水域(全日本枠3校)470級
 関西学院と関西大、ライバル同士の一騎打ち。今シーズンのここまでの対戦成績はやや関西学院優勢も、関大の「4番艇」だった大曲が全日本個選で準優勝し、後藤と合わせて女子パワーが脅威だ。全日本個選準優勝のスキッパーを、今度こそは外してこないだろう?

 そうなってくると、関西学院の小栗拓、関大の大曲、後藤が第1グループで、第2グループとしての関大の3番艇と関西学院の2、3番艇との勝負付けとなりそう。関大は3番艇に竹井か赤崎のどちらかの起用か?

 関西学院は2、3番艇に、ここまで笠井と西尾駿を使ってきたが、共に全日本個選では全く精彩を欠き、よいところがなかった。エースクルーの中野の配置や、今シーズン、ここまで4番艇扱いだった松下や全日本女子インカレでの総合初優勝に貢献した若林などの控え陣など、カンフル剤は豊富にある。本番での起用・采配はいかに? 以上「関・関」両チームの首脳陣の起用法・采配が僅差の勝負を分けそうだ。

 全日本インカレへの最後の出場枠を掛けた3位争いは激戦になりそう。近畿、甲南、和歌山が横一線の激烈な争いを展開しそうだ。470特化の近畿がややリードするかに思えるが、勢いがつくと全員が揃って爆走する可能性を秘める甲南、昨年、最終日まで3位をキープしながら、最後に逆転されて涙を飲んだ和歌山は、その悔しさを歓喜に変える事を目標に1年間がんばってきたので、そう簡単に譲れまい。

470級 予想
1〜2位 関西学院と関大、僅差の争い
3位 近大、甲南、和歌山の三つ巴の激戦

◎関西水域(全日本枠3校)スナイプ級
 昨年、関大は創部史上最強と思われる全日本でのクラス優勝を狙える戦力を揃えながら、毎年のように繰り返す序盤戦の出遅れで、全3レースに終わったシリーズで涙をのんだ。今年は、まさかの全日本個選出場ゼロに終わり、8月後半から猛烈に練習し、立直しを計ったハズである。今シーズン、ココまではレギュラー固定だった前田、稲田、長尾というスキッパー陣に入れ替えまであるか?

 昨年までこのクラスでは長い間、関大の後塵を浴び続けてきた関西学院。しかし、今シーズンは逆に常に1歩リードしてきた。増川、西尾将の軽・強風域での両エースは、共に全日本個選ではアルファベットを喰らって入賞を逸したが、内容は悪くなかった。ルーキー・小栗康も11位と、3番艇としては合格。以上、今シーズンは、昨年までの勢力図が逆転し、関西学院優位とみた。

 スナイプも、最後の椅子となる3位争いは、470同様に激しい。神戸、大阪、甲南が横一線になって激しく競り合いそうだ。神戸は、エース・土井が大黒柱。ここでいかにポイントを離せるか?

 大阪は、昨年、出場を逸した全日本インカレ開催中の練習時に起きた騒動から復活し、リベンジを狙って、緻密で計画的な練習メニューをこなして来た。甲南は大学本部からの強化指定を取り付け、ハード、ソフト両面に、その成果が垣間見える。昨年同様に、最終レースにまでもつれての決着か?

スナイプ級 予想
1位 関西学院
2位 関大
3位 神戸、大阪、甲南の三つ巴の激戦

◎総合 予想
 470はどちらが勝っても僅差だろう。スナイプでやや差を広げそうな関西学院が優位。3位は両クラスで3位争いを展開しそうな甲南。

1位 関西学院
2位 関西大
3位 甲南大

 以上、参加各位の健闘と幸運を祈り、蒲郡で待つ!

関東水域470級編
関東水域スナイプ級編

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2010年10月05日

関東インカレ予選成績表

 10月2、3日に神奈川県葉山沖で開催された関東インカレ予選の成績です。470級、スナイプ級ともに8レースを消化。今週は全日本インカレの出場枠をかけた関東インカレ決勝がおこなわれます。

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関東インカレ予選470級成績

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関東インカレ予選スナイプ級成績

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関東&関西インカレ展望(2)

2010年関東&関西インカレ展望と解説・関東水域スナイプ級編
文・外道無量院

◎関東水域(全日本枠7校)スナイプ級、総合
 昨年の「日本一」チーム・早稲田が、当然ながら最有力。春の関東インカレでは、何故か慶應に破れたものの、なんと言っても、全日本個選のチャンプ2名で、全日本インカレ・クラス優勝の古谷、木内、加藤がそっくりと残るスキッパー陣は健在だ。

 2艇はクルーが代わったが、3番艇の加藤/芝尾組のクルーが昨年の個選&インカレ・クラス優勝を経験している。3艇全艇に個選優勝経験者が乗る、という豪華メンバー。当然に全日本インカレでのクラス2連覇を狙うチームが、まさか関東では負けられまい。総合での優勝を確実にするため、ココでは大差をつけたいところだ。

 ライバルの慶應は、小島、国見、佐藤洋というジュニア以来の経験者でスキッパー陣を揃え、ケガや謹慎明けから時間を置かない春シーズンに早稲田を破って驚かせてくれた。しかし、その後の各種関東水域でのレガッタ、定期戦、関東個選、そして全日本個選を見る限り、期待した程の伸びが感じられないのは気のせいか?

 この状況にシビレを切らしたのか、全個選終了後、佐竹美都子コーチが京都から駆けつけ、激をとばして指導したようだ。最近では逆に珍しい部類となった、両クラスのレギュラー12名全員を男子選手で固めるチームへの「美人過ぎるコーチ」効果やいかに?

 以上の、昨年来続く「早慶2強」の勢力図に待ったをかける勢いで急速に力を付けているのが法政だ。

 春はコンバート間もなく冴えなかった森本/鈴木組が、スナイプにも慣れて個選3位入賞を果たした。2番艇の野村/桜井組も6位入賞。さらに春は散々だった3番艇のスキッパーとして、新たに抜擢された太田(高松工芸)が、秋の6大学戦で突然にブレイク。早慶を破ってのクラス優勝の原動力となった。本番でもその走りができれば「台風の目」的な存在になりそうだ。

 5艇程が差のないレギュラー争いを展開する日大は、誰がでて来てもソコソコには走るのだが、470同様にエース的存在が不在で、軸になる艇がないのが悩み。レギュラー3艇を選ぶ渡辺監督も、最後まで頭を悩ませそうだ。しかし、総合点では、以上に名前を挙げたチームと大差はなく、上位校にアルファベットを叩く艇が出てくれば優勝まで狙える可能性はある。特に全体的に他のチームに比べて、体格が良い選手が多いので、強風シリーズともなれば、一気に浮上もあるか。

 春の関東インカレで僅差の3位と健闘した明治。個選へは2艇が権利を獲得したが、すべて辞退。関東に残って練習に徹した。主・副将の1、2番艇は安定した力を持っていそうなので、カギになるのは3番艇の2年・女子スキッパーの山口。ここは、彼女の出来次第か?

 中央は、エース艇の望月/杉浦組が全日本ジュニアで優勝し、西半球選手権に出場。23位と平凡な成績に終わったように見えるが、南北米大陸はスナイプの本場。レベルの高いレースでの経験をいかにチームにフィードバックして、さらに上位の争いにまで持っていけるか?

 最後の椅子となる7位争いは激戦になりそう。横国は、エース艇・高曽/大藪組が個選出場組。高曽は、逗子開成出身の経験者。2番艇・森/松永組も辞退ながらも権利獲得艇だ。3番艇の高橋の出来がカギを握りそうだ。予選で頻発したトラブルがなければ半歩リードか?

 シード組の明海は、微〜軽風では上位校をも脅かすスピードがあるのだが、風が上がって波が出てきた時の課題をどこまで克服できているか、が全日本出場圏内進出のカギだろう。

 予選トップ通過の成城も、1、2年と若い経験者2名のスキッパーを揃えて上位陣の一角を崩し、全日本出場を狙っている。さらに、この3チームに加え、スナイプでも復活を目指して、立教も新艇の投入など、OB会の力が入っている。

 あっと驚く快走艇や、思わぬ不調艇、そして、アルファベット(失格、ペナルティ)のあるなしが、明暗を分けそうだ。

スナイプ級 予想
1位 早稲田
2位 慶應義塾
3〜6位 法政、日大、明治、中央の争い
7位 横国、明海、成城、さらに立教を加えた争い

◎総合 予想
 早稲田のスナイプでのリードに、慶應が470でどこまで迫れるか? 総合優勝争いの焦点は、その一点につきる。3〜5位は両クラスで3位争いを展開しそうな日、法、中の争い。明治はスナイプは互角も、470がやや見劣り、その次のグループか?

1位 早稲田
2位 慶應義塾
3〜5位 日大、法政、中央の争い
6〜7位 横国、明治、立教、明海が横一線の争いか?

※関西水域編へ続きます。

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2010年10月04日

関東&関西インカレ展望(1)

2010年関東&関西インカレ展望と解説・関東水域470級編
文・外道無量院

 10月30日から蒲郡・海陽ヨットハーバーをベースに開催される今年度の学生ヨットの総決算、第75回全日本学生ヨット選手権。いわゆる全日本インカレの開催までいよいよ1カ月を切った。

 各水域の代表はほぼ出揃ったが、最大勢力の関東水域(7校枠)と、出場校は関東より少ないながらも、1チームあたりの部員数は最大規模の関西水域(3校枠)で、10月9〜11日、水域大会(関東は決勝)が行われ、各クラス24チーム全ての代表チームが出揃う。

 現在までに決定している代表は、以下の通り。

北海道水域(1校)
 470級:小樽商科大
 スナイプ級:小樽商科大
東北水域(1校)
 470級:東北大
 スナイプ級:東北大
中部水域(2校+開催枠1校)
 470級:愛知大、静岡大、愛知学院大
 スナイプ級:名古屋工業大、名古屋大、三重大
近畿北陸水域(3校)
 470級:同志社大、金沢大、龍谷大
 スナイプ級:同志社大、金沢大、京都産業大
中国水域(2校)
 470級:鳥取大、岡山大
 スナイプ級:岡山大、鳥取大
四国水域(1校)
 470級:徳島大
 スナイプ級:徳島大
九州水域(3校)
 470級:日本経済大、福岡大、九州大
 スナイプ級:鹿屋体大、九州大、福岡大

 それでは、全日本インカレの優勝争いをうらなうのに最も重要と思われる関東水域と関西水域の有力校の戦力を解説しながら、両水域インカレの展望を行ってみる。

◎関東水域(全日本枠7校)470級
 春の関東インカレを制し、全日本個選でも創部史上初めての優勝艇を輩出した慶應義塾が半歩リード。クルーを含めて昨年のメンバーがそっくりと残っているのが強みで、特にエース河合/小川組は、今年度の個選チャンプ艇。一歩抜けた存在で、信頼のおけるポイントゲッターだ。個選では不調だったものの、2番艇・秋山/渡部組が復調してくれば、3番艇の飯野/中澤組が昨年に比して格段に成長しているので、チームとしてより安定するだろう。中澤のクルーワークは、関東随一なので、注目して欲しい。

 これに差がなく僅差で迫るのがライバルの早稲田。エース艇の比較ではやや慶應に見劣るものの、2番艇の市川/大矢組、3番艇の西村/今井組は全くの互角。現実に、六大学戦では、僅か1点差ながらも慶應を抑えてクラス優勝した。スキッパー陣は昨年から1名しか抜けていないのだが、「全日本総合2連覇」チームに敬意をはらって厳しい見方をすれば、エース・クルー今井を除く残り2艇のクルーが昨年比でやや戦力ダウンか。

 3〜5位争いを展開しそうなのは、日大、中央大、法政大の3チーム。

 日大はエース不在ながらも、3艇とも同じ程度の力を持ち、このグループではクルーの技量を含めての安定感で一歩リードの感。一方、中央は川添、高木、法政は、牟田口、笹川と1、2番艇はソコソコの力を持って安定感もあるが、なんと言っても部員が少なく、クルーの技量とともに、「3番艇」という共通した課題を抱える。しかし、3艇合計の得点は僅差になるだろう。

 次のグループで残る6、7位を争うのは、立教、明海、横国、明治の4チームになりそうだ。

 昨年、復活を果たした立教は、予選組ながら、トップ通過。エース艇・日隈/那須組が安定感を加え、2番艇の小宮/吉澤組も潜在能力はあるので、女子スキッパー・合満の3番艇を如何に走らせるかがカギになるだろう。堤テクニカル・アドバイザーに加え、最近は、レーザー、470、スナイプ、更に近年ではA級と、OPを除く国内主要クラスのタイトルを「総なめ」した甲斐幸までが加わった『超豪華版』の指導陣。この世代の異なる「2名の470級世界チャンプ」が指導しての予選落ちはあり得ないか?

 対する明海も、大学・指導陣のサポート体制は万全で、今年は晴れてシード組としての登場。ただし、メンバーがほとんど1〜2年生と若いので「経験」が課題となろう。

 エースで主将の坂上のスナイプへのコンバートで、シーズン当初から苦戦続きの明治は、1年生中心の若いスキッパー陣が夏の練習でどこまで進歩しているか? 予選も5位通過と予想以上に苦しんだのが気がかり。

 横国も経験者がいて、選手の力は私大勢に比べて遜色ないように見えるが、ハード面のハンディキャップをどう克服するか。

◎関東インカレ470級 予想
1位 慶應義塾
2位 早稲田
3〜5位 日大、法政、中央の争い
6〜7位 立教、明海、横国、明治の争い

※関東水域スナイプ級編へ続きます。

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2010年09月26日

第70回早慶戦、早稲田勝利

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9月25、26日。葉山沖で第70回早慶戦が開催されました。10月後半に始まる全日本インカレでも活躍が予想される2校だけに、今年の早慶戦は注目が集まりました。本大会は3レース成立し、早稲田大が慶應大に15点差をつけて大会二連覇。早稲田大は第3レースで逆転勝利です。※レポートは後日掲載予定です。photo by Junichi Hirai

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早慶戦個人成績

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早慶戦団体成績

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2010年09月20日

決戦学生女子、新女王誕生

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全日本女子インカレ最終日。470級はゼネリコ後、微風スタートとなりました。photo by Junichi Hirai

 葉山沖で3日間にわたってくり広げられた日建・レンタコムカップ 全日本学生女子ヨット選手権。最終日は、朝から風が弱く、約1時間の陸上待機の後、南にまわった微風のなか1レースがおこなわれました(レポート/バルクヘッドマガジン)。

 470級は早稲田大の山口/井上が、右海面のシフトをとらえてトップ回航。その後も後続を抑えてトップフィニッシュを果たしました。本大会の序盤で失点を叩いてしまった山口/井上ですが、後半になるにつれて、2-3-2-2-1と好調さをアピール。山口は1年生ながらも総合3位を獲得しました。

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キラリと光っていた山口/井上。さらなる成長に期待です。photo by Junichi Hirai

 日本経済大の徳重/安田は、安全策をとったのか、1上マーク7位回航後、ジワジワと追い上げ、終わってみれば3位フィニッシュ。2位の藤井/栗栖(日本大)に22点差をつけて勝利しました。

「昨年は同点2位、実は一昨年もコンマ数点差で入賞を逃しているんです。今回の優勝は、470ジュニアワールド出場(参考:BHM記事)もかかっていただけあって、とてもうれしいです! でも、実は今回のレースで、1位を取っても三船監督、岡村コーチからレース内容で叱られることが多かったです。女子グループのなかでボートスピードがあったから抜け出せた、というのが、正直なところ。まだまだです。がんばります」(徳重)

 昨年、一昨年の全日本インカレ470級で連覇した日本経済大のなかでもまれているだけあって、一歩上の実力の印象がある徳重/安田。同大学ヨット部では、昨年より練習内容にクルーザーレースを取り入れていて、相模湾で活躍した〈ファウンデーション〉の藤巻オーナーの協力のもと、43フィートのビッグボート(J/V43)でレース活動をしています。このトレーニングも彼女たちに役立っているとか。

「上級生や同級とみんなで一緒に乗ると、「ああ、先輩はこういうときにこんなこと考えているんだな」など分かります。わたしは、バウの補佐。安田はピットをやったり。ポジションを固定しないので、いろんな勉強ができます」(徳重)

「(大人の手伝いではなく)学生だけで動かせるようになるのが目標です。470にも大きく役立っています。同じヨットですから考え方は同じ。スピードメーターがあるので、感覚ではないデータ(数値)のセーリングも学んでいます。部員たちのクルーワークはかなり上達していますよ」と岡村コーチ。勝つためには、さまざまなアイデアを実行する。こんなところにも日本経済大の強さが垣間みられます。

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徳重(右)/安田。徳重はジュニア時代を鹿児島で活動。高校では特別ヨットに乗っていなかったが「真剣」にやりたくて日本経済大へ。クルーの安田は50キロ前半とクルーにしてはかなり軽量。「高校の時は60キロあったんです。20歳を越えたら新陳代謝がよくなったせいか(?)痩せてしまいました。これでも大学に入って身長が2センチ伸びたんです。もっと大きくなりたい!」とのこと。photo by Junichi Hirai

 スナイプ級は、増川/山本(関西学院大)が最終レースの微風戦もなんなくクリアして2位フィニッシュ。終わってみれば、スコアに1位が5つも並ぶ横綱相撲で圧勝です。この最終レースでは、スタート時のブラックフラッグ(リコール即失格)に16艇が掛かるという波乱もありました。そのなかには、木内艇、長塚艇といった上位グループも混じっていたこともあり、2位には中央大の樋口/久保がジャンプアップしました。

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BFD失格16艇の波乱となったスナイプ級最終レース。写真は総合2位にあがった樋口/久保。photo by Junichi Hirai

「今回はクルーががんばってくれました。チームは、小戸の個人戦がおわってから乗り始め、時間は限られていましたが、みっちり乗り込みました。ほとんどのレースでスタートがうまく決まったのが勝因だと思います。ボートスピードもあったので、有利に展開できました。それと、470チームのがんばりもあり、総合優勝できたのがなによりうれしいです。今回は、総合優勝を狙えるメンバーだったし、どうしても勝ちたかった。そして、選手をサポートしてくれたマネージャーたちにも感謝です」(増川)

 同大学のスナイプリーダー、女子リーダーをつとめる増川は、個人では3度目の全日本女子優勝を飾りました。この成績は、日本大時代にスナイプ1回、470で1回優勝した近藤 愛(チームアビーム)と並ぶ快挙で、スナイプだけで3回優勝したのは増川がはじめてです。

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増川(右)/山本。山本は追手門学院高バスケ部出身。関西学院大ヨット部の名物勧誘「たこ焼きパーティ」になびいて入部したとか。ハイクアウトも決まってかっこよかったです。博多女子高出身の増川は、「470優勝の安田は1つ後輩。顧問だった先生に電話したらよろこんでくれました」。名門・博多女子高は昨年廃部になってしまいましたが、教え子たちは元気に成長しています。photo by Junichi Hirai

 大会閉会式は、17時半から湘南国際村の研修センターを借りて盛大におこなわれました。「みなさんが大学を卒業しても、結婚しても、お母さんになっても、ずっとヨットを続けてくださいね」とやさしくさとすようにスピーチした長田美香子大会委員長の言葉が印象に残ります。さあ、来年は全日本女子インカレ20回大会。節目となる全日本女子インカレは、本大会と同じ葉山で開催される予定です。

470級 参加27艇
1. 徳重/安田(日本経済大)1-4-1-1-3-1-3 14p
2. 藤井/栗栖(日本大)9-5-8-5-1-3-5 36p
3. 山口/井上(早稲田大)10-17-2-3-2-2-1 37p
4. 後藤/原口(関西大)6-1-5-13-5-6-6 42p
5. 堤/安部(法政大)11-3-6-7-7-7-2 43p
6. 大曲/西山(関西大)4-9-10-4-4-5-9 45p

スナイプ級 参加30艇
1. 増川/山本(関西学院大)1-1-1-1-1-9-2 16p
2. 樋口/久保(中央大)5-5-15-6-10-6-4 51p
3. 木内/塩出(早稲田大)4-8-3-2-3-4-BFD 51p
4. 長塚/稲垣(日本大)2-7-10-4-2-1-BFD 57p
5. 田中/渡辺(日本大)6-4-19-5-8-7-9 58p
6. 岡/山田(鹿屋体育大)3-16-5-21-9-3-6 63p

総合
1. 関西学院大 74p
2. 早稲田大 92p
3. 日本大 93p
4. 鹿屋体育大 110p
5. 関西大 118p
6. 法政大 185p

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閉会式は湘南国際村へ移動しておごそかに。選手たちは、海と制服を着た姿は別人のようにおしとやかにみえます。photo by Junichi Hirai

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パーティが盛り上がり、倭大会副会長のかけ声でジェンカ(?)がはじまりました。ジェンカはあまり女子大生ぽくありませんが、めちゃくちゃパワフルでした。photo by Junichi Hirai

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2日目全日本女子インカレ

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フィニッシュ間際の駆け引き等、うまいレース運びが際立っていた徳重/安田。photo by Junichi Hirai

 葉山沖で開催されている全日本女子インカレ2日目は、南風のライトコンディションで3レースおこなわれました。暫定成績では、470級トップに徳重/安田(日本経済大)が1-3-1位で飛び出すカタチ。2位以下の藤井/栗栖(日本大)、後藤/原口(関西大)、山口/井上(早稲田大)杉浦/牟田(鹿屋体育大)が僅差で戦っています。スナイプ級は増川/山本(関西学院大)が5レース連続トップ。2位の木内/塩出(早稲田大)に10点差をつけています。また、総合は日本大、関西学院大、早稲田大が大接戦。明日最終日が山場です。最終日は9時スタート(最終スタート予告信号は11時30分)で2レースが予定されています。

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第4Rでギリギリのポートアプローチを見せてトップ回航した増川/山本。photo by Junichi Hirai

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スナイプ3位の長塚/稲垣。日本大は総合1位にアップしました。総合は470、スナイプの各大学トップの得点合計で競われます。photo by Junichi Hirai

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2010年09月18日

葉山沖激戦!女子インカレ

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宿命のライバル木内/塩出(早稲田大)を抑え、スナイプ級初日トップの増川/山本(関西学院大)。「軽風は得意なほう。この大会では強風でどれだけ走れるかが鍵だと思っています」と増川。photo by Junichi Hirai

 葉山新港で開幕した日建・レンタコムカップ第19回全日本学生女子ヨット選手権(女子インカレ)。大会初日は開会式と午後から北東の軽風で3レースおこなわれました。葉山沖は軽風でシフティ。コース選択の失敗は許されない神経戦です。しかし、このようなコンディションでも、実力選手は必ず前に出てきます。

 スナイプ級の増川/山本(関西学院大)は、軽量チームのアドバンテージを活かしてオールトップ(1-1-1)の快進撃を見せました。増川は、これまでに2度の全日本女王に輝いた実力派。4年生となる今回は、最後の戦いとあって気合十分です。

 一方、本大会で本命視されている木内(早稲田大)は、2位ながらも増川との点数差に悔しさを隠しきれません。彼女は昨年のスナイプ級全日本インカレ個人戦の勝者で、2週間前の福岡小戸・個人戦でも最終日までトップに絡んでいた実力選手です。

 しかし、大会はまだ初日。捨てレースのないインカレでは、リコール(OCS)や失格(DSQ)などの英文字を叩いたら、それだけで順位が大きく変動します。最終レースまで何があるかわかりません。

 470級は、日本経済大の徳重/安田が1-4-1位で前評判通りの安定感を見せています。このチームは、470級ジュニアワールド(12月カタール)の代表に選ばれていますが、同大学の首脳陣によれば「全日本女子インカレで勝つこと」がワールド出場条件とのこと。昨年は、同ポイントのタイブレイクで2位に甘んじたので、本大会は是が非でもタイトルを奪取したいところでしょう。

 全日本女子インカレは20日まで開催されます。葉山沖でくり広げられる女子大生の戦いに注目しましょう!

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葉山沖はフラット海面ながらもシフティ。マーク変更を何度も要するコンディションでした。photo by Junichi Hirai

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日本経済大470軍団で鍛えられている徳重/安田。徳重はJ/24の〈フォックス〉チームに参加していて、5月に相模湾で開催されたスプリングレガッタへ遠征しました。彼女を覚えているJ/24セーラーも多いのでは。photo by Junichi Hirai

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初日:470級成績

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初日:スナイプ級成績

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初日:全日本女子インカレ総合

参考:
全日本女子インカレ展望 (1)序文
全日本女子インカレ展望(2)470級
全日本女子インカレ展望(3)スナイプ級
全日本女子インカレ展望(4)総合

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2010年09月14日

全日本女子インカレ展望(4)

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9月18〜20日に葉山新港で開催される全日本女子インカレ。名勝負を期待します。写真は小戸インカレ個人戦より。photo by Junichi Hirai

日建レンタコムカップ 全日本女子インカレ展望(総合)
文・外道無量院

◎総合
 今年も総合優勝の予想が一番むずかしい。両クラスで上位入賞可能な艇を揃えるのは、早稲田大、日本大、関西大、および関西学院大の4チームとみる。この4強のうち、まず、関東と関西という2つの水域での総合優勝は、早稲田と関西学院。

 スナイプ級での2強対決で、どちらが勝とうが、僅差の勝負であれば、470級の比較では、関西学院が早稲田を上回るとみて本命・関学、対抗・早稲田を結論とした。

 次に日本大と関大との比較では、強風域であれば、日本大優勢。逆に微・軽風域であれば関大優位、とみる。

 真夏の午後ならともかく、いくら猛暑の続いた異常気象とはいえ、いい加減に少しは涼しくなってくる彼岸を含む日程で、かと言っても冷え込む時期でもなく、あまり強風域が長く続く確率は低いとみて関大上位とした。しかし、逆に、季節柄、何年かに一度はあるのだが、台風などが接近し、強風下でのみレースが行われ、後は中止、などという状況になれば、一挙に日本大が最有力に躍り出るかもしれない。

 さらに考えれば、それぞれのクラス優勝の思惑も絡み合い、何とも複雑な状況ではある。捨てレースもなく、非常にリスキーな大会でもあり、揃ってエース艇がアクシデントにはまった場合、両クラスに複数艇エントリーする2番艇以下の出番まであるか?

◎結論
風域に拠って変わる大混戦
◎・・・・・・・・関西学院大
〇・・・・・・・・早稲田大
▲・・・・・・・・関西大
△・・・・・・・・日本大 *ただし強風シリーズなら、一挙に◎に格上げ。

以上、参加選手の幸運と健闘を祈る!

全日本女子インカレ展望 (1)序文
全日本女子インカレ展望(2)470級
全日本女子インカレ展望(3)スナイプ級

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2010年09月13日

全日本女子インカレ展望(3)

日建レンタコムカップ 全日本女子インカレ展望(スナイプ級)
文・外道無量院

◎スナイプ級
 早稲田大の木内蓉子(4年・湘南)は、これまでに個人タイトルとして、2009年全日本個選、全日本女子スナイプに優勝した。また、団体戦では、その前年の2008年に53年ぶりの全日本インカレ総合優勝(スナイプ級5位、艇別17位、女子スキッパー3位)、そして翌2009年はすべてが創部史上初となる、全日本インカレ総合2連覇(※注)と、スナイプ級のクラス優勝(艇別5位、女子スキッパー2位)や、全日本女子インカレ総合優勝(スナイプ級2位、優勝者とは得点タイ)に貢献した。しかし、不思議とこの全日本女子インカレでのクラス優勝のタイトルが取れない。

※注:早稲田大としてのインカレ連覇は、過去に戦前の第4、5回大会(1936、7年・昭和11、12年)に一度だけある(参加校が僅か一桁の時代)。しかし、A級単独開催時代なので、総合連覇としては「初」とした。

 特に昨年は、大差をつけて断然に優位な立場で臨んだ最終日だったにもかかわらず、女子にとってはサバイバルに近い強風域での残り2レースで、鹿屋体育大・原田小夜子の「ピン・ピン(1・1)」の快走にあって、信じられない逆転負け(タイを解いての負け)を喫した。前述のように、創部史上初の全日本女子インカレ総合優勝を果たしながら、表彰式で彼女が流した涙は悔し涙でもあったのだ。

 以上、スナイプに乗る学生選手としてのタイトルは、すでに総なめに近いのだが、女子選手であるが故に唯一残したとも言ってよい、全日本女子インカレ・スナイプ級・クラス優勝は、どうしても手に入れたいタイトルであろう。

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ビッグレガッタで活躍するものの、全日本女子では優勝未経験の木内。photo by Junichi Hirai

 課題は、当然ながらクルーが女子選手に代わることである。昨年は、女子ながら正規チームでもエース・古谷艇のレギュラー・クルーを務めた小村真澄とペアを組めたが、今年は塩出真衣子(3年・宝塚北)を乗せて、どこまで普段のパフォーマンスを落とさずに発揮できるか?

 今年は、大本命で臨んだ春の関東女子インカレと、連覇を狙った全日本女子スナイプの双方で優勝を逸し、先月の関東女子インカレでは、優勝したものの、最終レースまでもつれ込む、非常に際どい勝負だった点がその不安の根拠だ。

 本命にできるのか否か? の焦点は以上のポイントに尽きる。

 あえて不安を探せばそうなる木内ではあるが、何と言っても昨年の全日本個選のスナイプ級チャンプで、今年も4位入賞という間違いない実力者である。彼女を運ではなく、力でねじ伏せて勝てる可能性を持つ者は一人しかいない。しかし、これがかなりの強敵である。

 関西学院大の増川美帆(4年・博多女子)は、1、2年生時に、前述の原田や木内を直接対決で破り、スナイプ級としては史上初となるこの大会2連覇を達成した。

 3連覇を狙った昨年は、海外遠征帰り直後で体調不良だったのか、序盤からあまり冴えず、さらにはそれにあせったのかリコールまで重なって、シリーズ中盤であっさりと優勝戦線から脱落して涙を飲んだ。

 しかし、それを除けば、スナイプ級ジュニアワールド日本代表として、13位(女子スキッパー1位)の後、全日本インカレでは艇別4位(女子スキッパー1位)と奮闘し、不甲斐ない男子勢の僚艇を引っぱって、9年振りのスナイプ級6位入賞と、470級エース・市野直毅(現・セラヴィ・セーリング・チーム)との「両輪」で、21年振りの総合3位入賞の原動力となった。

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全日本女子イン2回の優勝経験を持つ関西学院大の増川。photo by Junichi Hirai

 今年に入っても、個人戦である関西春季インカレを2連覇し、関西女子インカレではパーフェクトの4連覇を達成。団体戦でも共に創部史上初となる、関関同立定期戦と関西女子インカレでの総合優勝に貢献。変わらずに元気だ。

 木内との前哨戦となった、小戸・全日本個選では、お互いに男子クルーを乗せた戦いで、木内4位VS増川7位。結果的には敗れた形だったが、木内艇が大きく出遅れて失敗したかに見えた第1レースで、「左エンド突っ込み」が当たり、第1マークを大逆転のトップ回航してそのままフィニッシュという、「どうぞ2連覇して下さい」ともいえる絶好の幸運を拾いながら、それを生かしきれずに後半に失速した。

 それとは対照的に、増川は苦しんだ序盤戦から粘り強く徐々に盛り返し、中盤のゴチャついた艇群さえ突き抜ければ、得意のフリーで上位艇を次々に抜き去って、トップ2回を含め、全て3着以内に上がってきた内容とスピードは、互角以上の評価ができないか?

 もちろん、増川は木内同様に女子クルーに乗せ代えたレースとなる。15名に増加した女子部員の中から、2年前の優勝時に同乗した選手ではなく、山本千沙(2年・追手門学院)を自ら指名したようだ。

 以上、木内がどうしても手に入れたいタイトルではあるが、過去2度の優勝実績がある増川に、少しも見劣る要素はなく、激戦ムードが漂う。

 また、書いていて気がついたのだが、この2名は、入学以降、どちらの選手もその大学ヨット部(男子を含む)の単なる主力選手というよりは、ある意味「母校ヨット部の歴史」を築いてきた。すでに名選手の領域に達している。以上、両者が存分にその力を発揮し合えば、間違いなくこの大会一番の見所となるだろう。正々堂々と戦って、歴史に残る名勝負を見せてくれ!
 

果たしてこの2強の間に割って入れる伏兵は…(続きを読む)
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2010年09月12日

全日本女子インカレ展望(2)

日建レンタコムカップ 全日本女子インカレ展望(470級)
文・外道無量院

◎470級
 昨年、突出した存在が見当たらないので、過去の実績を無視し、思い切って「穴狙いの本命」に取り上げた日本経済大・徳重エリカ(3年・錦港湾)/安田真世(3年・博多女子)組は、終わってみれば、優勝した立命館ペア(伊藤淳子/松永貴美組)と同点の準優勝、と私の読み通りに健闘してみせた。特に、強風となった最終日の2本のレースでの猛迫は見事であった。

 今年は、昨年出られなかった全日本個選の出場権を獲得したが、この女子ペアで戦って、19位(女子ペア2位)という平凡な成績だった。しかし、2連覇を狙ったエース・飯束艇が、初日の3レースを終えて楽勝かと思えた様子が一変し、2日目から突然に調子を崩したように、実は、日本経済大チーム全体として、初日の3レース終了後、陸上に上がってから精神的に大きなダメージがあったのだ。詳細は省くが、彼女たちにも影響がおよんだ事は間違いない。

 私は、3日間、実際に彼らのセーリングを海上で見て、出場した日本経済大勢5艇すべての実力は、成績表の順番とは別に、大学ヨット界では間違いなく抜きん出た存在であることを改めて確認した。一緒にレースを走った選手たちも間近に見て肌で感じたハズである。そのチームの中で、日頃から揉まれているこのペアは、きっと今年は誰もが認める優勝候補の一艇だろう。

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日本経済大・徳重/安田。photo by Junichi Hirai

 部員60名以上、普段の練習では470級だけで12、3艇ものフリートが出艇して練習する関西大は、女子部員だけでも25名前後いて、470級正規チームのレギュラーを争う6艇ほどのなかの半分(3艇)が女子スキッパーだ。関西大からは、その正規チームでレギュラーを争う女子スキッパー3艇がエントリーする。

 そのうち、後藤沙季(3年・別府青山)は、その激戦のレギュラー争いを勝ち抜いて、昨年から正規チームのレギュラーを確保。全日本インカレの第1レースではトップ・フィニッシュを果たした。一方、大曲昭子(4年・長崎工)は、惜しくも昨年はそのチーム内競争に敗れて、正規チームでは「4番艇」の扱いにはなったが、元々、レギュラー3艇とは当時から甲乙付け難い力を持っていた。この2艇は、今年揃って全個に出場。特に大曲は、河合VS飯束の優勝争いに割って入り、終わってみれば首位と僅かに2点差の準優勝。昨年の個選チャンピオン・飯束より上位に位置する、という健闘をみせた。

 信じられない事かも知れないが、大曲は、関大470級正規チーム内で、今シーズンに入っても、春も夏も、予選である関西個人戦までを含め、直前まで「4番艇」扱いを受けてきたのだ。今回、その鬱憤を晴らし、「史上最強の4番艇」を自ら証明した訳だが、実は、「男子の方が速い」、という先入観に支配された首脳陣の見る目のなさを露呈したとは言えないか?

 私が、2年前から彼女に重い印を打ってきたように、ジュニア・高校時代からのキャリアの裏付けも充分あり、調子が良さそうな今回は、日本経済大ペアを打ち負かして優勝しても不思議はない。

 残る課題は、女子クルーに乗り代わってのパフォーマンス落ちがどの程度か?という事だろう。そういった意味で、原口鈴加(2年・関大一)、西山宏美(2年・大阪桐蔭)といったクルー陣のがんばりが重要だ。

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小戸・インカレ個人戦470準優勝の関西大の大曲。photo by Junichi Hirai

 関西大のライバル、関西学院大からは、松下結(2年・長崎工)/中川千晶(1年・長崎工)組、若林沙優美(3年・星林)/森本起代(3年・東大谷)組の2チームがエントリー。昨年、松下は森本とペアを組んで、470級世界ジュニア(U22)選手権に出場したため、遠征中に行われた予選である関西女子インカレに出場できなかった。これを理由に、この大会のエントリーを認められなかったのだ。今年は、その時に流した無念の涙を晴らさねばならない。

 今回は、松下を追ってこの春に入学してきた中川をクルーに配し、2年連続インターハイ準優勝時のコンビを復活、優勝まで狙う構えだ。スナイプからコンバートされて2カ月が経った若林は、夏の練習の成果でどこまでやれるか?

 この「関関」は、女子選手のみで、インカレにフルエントリー可能な両クラス3艇以上を揃えられるという。部員不足に悩む多くのヨット部には信じられない話ではある。そのような環境なので、関西女子インカレでは、両クラスで関東女子インとほぼ近いエントリー数をみたようだ。全個での大曲の準優勝は、この水域の女子レベルの高さの証明だろう。
 
以上のように、女子インカレ…(続きを読む)
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2010年09月11日

全日本女子インカレ展望(1)

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9月18〜20日に葉山新港で全日本女子インカレが開催されます。photo by Junichi Hirai

日建レンタコムカップ 全日本女子インカレ展望(序文)
文・外道無量院

 「レンタルのニッケン」、ニッケン・レンタコム・グループをスポンサーに得てはじまった、学生女子選手のみによる全日本学生女子ヨット選手権、いわゆる全日本女子インカレも今年で19回を数えるまでになった。9月18〜20日の3日間(3連休)、全8レース、低得点方式、ノン・ディスカードで女子学生ヨット日本一が争われる。

 この大会がはじまった頃は、正規チームでレギュラーを張るような男子選手との差は大きかったが、以降の女子選手のレベルアップは目覚しく、10年ほど前からはインカレ本戦で優勝を争うようなチームのレギュラーを生みはじめた。

 さらにここ数年は、堂々とそのチームの中でもエース格だったり、全日本個人戦(個選)では並み居る男子選手を蹴散らして上位入賞は当たり前、ついにはチャンピオンを生み出すという状況までになっている。

 また、そういったトップクラスに限らず、今や、ほとんどの大学ヨット部は、女子部員抜きでは、成り立たなくなるほどの勢力になっている、と言っても過言ではない。

 北京五輪代表で、次期ロンドン五輪でも有力視される日本ヨット界のエース・近藤愛(アビーム・日本大OB)や、現在はそのクルーをつとめる田畑和歌子(アビーム・第一経済大/現・日本経済大OB)も、ともに当大会での優勝経験者である(近藤は、スナイプ級で1回、470級で2回の合計3回の優勝を連覇で遂げている)。

 そういった意味で、「全日本選手権」としては、比較的歴史は浅い方ではあるが、学生ヨット界のみならず、日本セーリング界に対する貢献度が大きい大会だ。あらためて、この大会創設に努力した関係者と、スポンサーであるニッケン・レンタコムグループの先見性と努力はもっと評価されるべきと考える。一方、選手のレベルアップに反比例するように、国内唯一のヨット月刊誌「舵」での扱いは年々小さくなっている。

 「失われた20年」とも言われるバブル崩壊後の厳しい日本経済の状況下、そのほぼ全期間に渡って支援し続けてくれるスポンサーに対しての「恩返し」とは何か? 今や学生ヨット界唯一の「冠大会」でもあり、運営サイドも良く考えないと、いい加減に逃げられてしまうのではないか、と毎年心配しているここ最近である。

 第17、18回大会と、ここ2年間は全日本個選との2週連続開催で、同じ蒲郡・海陽ヨットハーバーで開催されたが、今年は、3年振りに本来の舞台である「学生ヨットの神宮球場」、葉山沖(葉山新港)に戻って開催される。

 それでは、有力な選手を取り上げて、解説を加えて展望してみる。

※全日本女子インカレ展望 (2)470級編へ続きます。

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2010年09月05日

小戸インカレ個人戦決着!

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福岡小戸で開催された全日本インカレ個人戦最終日。8ノット前後の微軽風で2レースを終えました。写真中央は最終レース470トップの川添/市川(中央大)。photo by Junichi Hirai

 緊迫の展開で迎えた全日本インカレ個人戦最終日。朝から風が弱い福岡小戸は、陸上風待ち後にシーブリーズを待って開始されました。海面は微軽風コンディション。470級、スナイプ級ともに数回のゼネリコがあり、緊張感漂うなか第7レースが始まりました(レポート/バルクヘッドマガジン編集部)。

 470級は、河合龍太郎/小川晋平(慶應大)と飯束潮吹/外薗潤平(日本経済大)との直接勝負に注目が集まりました。スタート前からお互いを意識しているのが手に取るようにわかります。第7レースでは左海面のブローを使って河合艇が先行。飯束艇は、スタートとファーストシフトを取り損ねて後位置で上マークを回航しますが、執念の追い上げをみせ、河合艇の真後ろへ詰めより、さらに最終下マークでイン(内側位置)を確保。2点差に詰め寄ります。

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最終レーススタート前。お互いを意識する飯束艇(右)と河合艇はラインギリギリでせめぎ合います。しかし…。photo by Junichi Hirai

 続く最終レースはスタート前から2艇が火花を散らします。ライン際で飯束艇が、河合艇を抑えてカウントダウンを待ちますが、ここで急ぎすぎた飯束艇がリコール。アウターボートを大きく回航して、後位置から再スタートを切りました。

 ここから飯束艇は怒濤の追い上げを見せ、上位の河合艇に追いつき、風下マークで逆転。このまま逃げ切るかに見えましたが、今度は最終ダウンウインドで河合艇が抜き返します。このまま河合/小川が逃げ切り、インカレ個人戦優勝を果たしました。

:
470級優勝の河合(左)/小川。「2人ともかなり意識していて、通常の走りはできていなかったかもしれません。(第7レースは)スタートもよくなかったので、フレッシュウインドをつかむことに専念しました。緊張を強いられるレースは、しばらく勘弁してほしいですね。本当に疲れるレースでした。昨年はスピンポールのトラブルがあり、まったくダメ。今回は優勝できてうれしいです」(河合)

 古谷/井阪、木内/杉原(早稲田大)、北野/杉原(同志社大)の三つ巴でむかえたスナイプ級は、スタートで飛び出した古谷艇がグイグイとフリートを引っ張る展開。木内艇、北野艇は、いつもの走りができずに集団のなかにのみこまれてしまいます。古谷艇は文句なしのトップフィニッシュで優勝へ王手を掛けます。

 8ノット程度まであがった第8レースでも、古谷艇は落ち着き、ベストスタートを決めて風上マークを2番回航。さらにボートスピードを武器に1艇追い抜いて、なんと2レース連続トップでスナイプ級を圧勝しました。

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スナイプ級優勝の古谷(右)/井阪。「はじめからスタートでしっかり出ることを意識していました。どちらのレースもフリースペースで出られたので、自分に近いライバル艇に寄せるように心がけました。ぼくたちは軽量チームなので微軽風はもともと得意です。でも、早稲田大全体としては、いろいろな課題が浮き彫りにされました。それを克服して全日本インカレに挑みたいと思います」(古谷)

 今年の全日本インカレ個人戦は、予想通りのメンツが上位に顔を並べ、また関東水域の健闘が目立ちました。蒲郡・全日本インカレまで1カ月半。この期間でどの大学がどのように調整してくるのか。また、どんなドラマが待っているのか。たのしみにしたいと思います。

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最終日に2、3位と決めて470級準優勝を手にした大曲/伊勢木(関西大)。photo by Junichi Hirai

◎全日本学生ヨット個人選手権 最終日
470級
1. 河合/小川(慶應大)7-6-1-4-2-7-10-7 43p
2. 大曲/伊勢木(関西大)13-5-2-11-7-2-2-3 45p
3. 飯束/外薗(日本経済大)1-1-3-5-14-5-9-8 46p
4. 横田/坂和(早稲田大)8-8-22-9-4-1-3-14 69p
5. 川添/市川(中央大)11-7-5-24-1-22-6-1 77p
6. 今村/大嶋(日本経済大)24-14-6-1-9-17-5-4 80p

スナイプ級
1. 古谷/井阪(早稲田大)15-1-2-12-1-2-1-1 35p
2. 北野/杉原(同志社大)4-7-4-1-4-14-18-26 78p
3. 森本/鈴木(法政大)28-6-11-2-12-4-22-5 90p
4. 木内/小林(早稲田大)1-5-6-3-2-18-34-27 96p
5. 西村/岡本(同志社大)9-9-18-5-17-3-28-11 100p
6. 野村/西村(法政大)7-3-14-8-20-8-7-40 107p
7. 増川/辻川(関西学院大)16-25-1-14-3-1-2-47 109p


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2010年09月04日

白熱!小戸インカレ個人戦

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スナイプ級首位に立った古谷/井阪。スナイプは3位まで1点差で続く三つ巴となっています。緊迫の最終日へ。photo by Junichi Hirai

 福岡小戸で開催中の全日本インカレ個人戦。大会2日目は、朝から気温があがり、昨日同様の夏日となりました。午前は一旦海に出ましたが、風軸が定まらずにハーバーバック。午後から吹き出した10ノット前後のシーブリーズで3レースを消化しました(レポート/バルクヘッドマガジン編集部。撮影協力:プレミヤザキ)。

 470級は、日本経済大の飯束/外薗をおさえて、4-2-7位で安定した成績をおさめた河合/小川(慶應大)が首位へ。スナイプ級は順位変動が激しく、トップ3に古谷/井阪(早稲田大)、北野/杉原(同志社大)、木内/小林(早稲田大)が1点差でならぶ混戦となっています。

「しぶき(飯束潮吹)とは小学生の頃からのライバル。11月の全日本インカレでは個人(を意識した)の戦いができないので、明日は2人にとって最後の戦いになります。本気を出して存分に楽しみます!」(慶應大・河合)

「きょうはスタートをしっかり出て、大きなシフトに乗ることが重要でした。それに乗れないとエンドを狙って賭に出るしかなくなります。スナイプの上位3艇はボートスピードがあるから、明日も接戦になると思います」(早稲田大・古谷)

 全日本インカレ個人戦は、明日が最終日。2レースが予定されています。2010年度学生王者に輝くのは誰か?

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空には積乱雲も浮かび、夏の暑さが続いている福岡小戸。午前中は一度海に出ましたが、風向が安定せず素早くハーバーへ戻って待機。運営陣は選手たちを無理に炎天下にさらさないよう気を配っています

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470級1位の河合/小川。慶應大主将の河合は全日本インカレに向けて他校の動向もチェック。前年度の総合優勝校、早稲田大のスナイプ陣に注目しているとのこと。慶應大は昨年の練習メニューにメンタルトレーニングを取り入れるなど全日本インカレに向けて着々と準備が進んでいます。photo by Junichi Hirai

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470級2位の飯束/外薗。日本経済大では、本大会のために一週間の部内選抜を実施し、総合獲得ポイントにより個人戦のクルー、スキッパー代表が決められました。photo by Junichi Hirai

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スナイプ級2位の北野/杉原。今年は「海に慣れるため」に琵琶湖を離れて江の島、蒲郡に遠征して力をつけてきました。ボートスピードに定評があります(昨年より中古のピアソンを使用)。photo by Junichi Hirai

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古谷/井阪とともにポイントゲッターの木内/小林。第4レースで数十センチ差で負けてしまった木内は、デッキを叩いて悔しさをあらわにしました。photo by Junichi Hirai

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混戦のインカレ個人戦は明日まで。最終のスタートリミットは13時30分。スナイプ級の4位から7位までも大混戦です。photo by Junichi Hirai

◎全日本学生ヨット個人選手権 2日目
470級
1. 河合/小川(慶應大)7-6-1-4-2-7 26p
2. 飯束/外薗(日本経済大)1-1-3-5-14-5 29p
3. 大曲/伊勢木(関西大)13-5-2-11-7-2 40p
4. 横田/坂和(早稲田大)8-8-22-9-4-1 52p
5. 小栗/中野(関西学院大)7-3-8-7-16-15 56p
6. 市川/大矢(早稲田大)10-12-9-2-12-20 65p

スナイプ級
1. 古谷/井阪(早稲田大)15-1-2-12-1-2 33p
2. 北野/杉原(同志社大)4-7-4-1-4-14 34p
3. 木内/小林(早稲田大)1-5-6-3-2-18 35p
4. 増川/辻川(関西学院大)16-25-1-14-3-1 60p
5. 野村/西村(法政大)7-3-14-8-20-8 60p
6. 西村/岡本(同志社大)9-9-18-5-17-3 61p


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