2011年09月15日

がんばれ日本NYYC5位へ

 世界各国から集まった22のヨットクラブがワンデザインキールボートで競いあう、NYYCインビテーショナルカップ。大会2日目のニューポートは秋本番といった気候で、朝晩は寒さを感じるほどです。日本でいう10月後半の陽気に近く、空気はドライで過ごしやすい。そして、風は本日も吹き上がりました。(BHM編集部)

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ワンデザインルールだけでなく、セールは専用のジブ、ジェネカーを使用する特別ルールが採用されています。photo by Junichi Hirai

 本日は20ノット前後の強風下で3レースがおこなわれ、日本はボートスピードはあるものの、第1上マークまでの順位が冴えず、後位置から追い上げる展開になっています。第1レースの1上順位は12位、第2レース1上は15位、リコールを解消した第3レースは最後尾(22位)の回航となりました。しかし、結果は8-9-14位。相当に順位を上げていることがわかるでしょう。

「スタートやファーストレグのビーティングで出遅れる場面もあったが、順位を上げていく展開に持っていけてよかった。後ろから這い上がって失敗をリカバリーできているので、チームはいいムードにある。まだ3日間残っているので何が起きるのか分からない。今の成績をどうこう考えず、引き続き平常心で戦いたい」(大倉ヘルムスマン)

 現在のトップは前大会2位の「Royal Canadian Yacht Club」。今回もカナダチームのアメリカズカッパーがヘルムを取ります。2位のニューヨークヨットクラブと同じくハイレベルのヨットレースがおこなわれていて、3位以降は成績も戦いも団子状態。どのチームが前に出てきても不思議はありません。

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気合十分な日本チーム。ベテランぞろいのせいか、各自が淡々と仕事をこなしている印象があります。しかし、連日の強風クルーワークに疲れも…。photo by Junichi Hirai

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本日も本部船はしっかりブレザー。地元セーラーに聞いたところ、「彼らは、ああ見えて毎日違うデザインのブレザーを揃えて着てるんだぜ」とのこと。明日は雨予報ですが、どんな格好を用意しているのか楽しみです。photo by Junichi Hirai

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フィニッシュ後は特設テント内で、ビールを片手に当日のビデオやトラッキングデータを眺めてレースを振り返ります。日本チームも一杯やって宿へ戻ります。photo by Junichi hirai

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丘の上に立つNYYCクラブハウスからポンツーンを眺める。出場艇は全艇が沖止めしています。アメリカ国旗は、たたみ六畳はゆうにありそうな大きさです。photo by Junichi hirai

◎2011 New York Yacht Club Invitational Cup 22艇出場
1. Royal Canadian CAN 2-1-4-2-4-2 15p
2. New York USA 4-2-8-10-3-1 28p
3. Annapolis USA 11-10-12-6-1-3 43p
4. Newport Harbor USA 8-3-7-1-17-12 48p
5. Japan JPN 1-7-9-8-9-14 48p
6. Royal Cork IRL 20-4-3-3-10-11 51p
7. Royal Hong Kong HKG 3-8-2-19-2-18 52
8. CYC Australia AUS 8-11-1-14-6-16 56p
9. Royal Ocean Racing Club GBR 14-14-16-5-5-4 58 p
10. Eastern USA 6-5-6-13-23-6 59p

◎NYYC Invitational Cup
http://invitationalcup.org/

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2011年09月14日

激戦NYYC、日本4位発進

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ニューポートで開幕したNYYCインビテーショナルカップ。ニューポート沖はワンデザインらしい激戦が繰り広げられています。各国の力の入れようは前回をうわまわるもので、フィンランドチームのレオナルド・フェラガモ氏は、わざわざ自国から自分のボート(SWAN42)を持ち込んで参戦しています。photo by Junichi Hirai

 世界各国から招待された21のヨットクラブに、ホスト役のニューヨークヨットクラブが加わり、16カ国22チームが競われるインビテーショナルカップ初日。日本チームは2日間の練習を経て、ほどよい緊張感でレース当日を迎えました。(BHM編集部)

 ニューヨークヨットクラブ(ハーバーコート)は、アメリカン・トラディショナルなニューポートの町からクルマで10分程。小高い丘の上に瀟洒なクラブハウスがあり、海辺にはNYYC専用の桟橋があります。聞くところによると、NYYCは泊地を持っているわけではなく、会員はほかの係留場所を契約しているとのこと。NYYCは、あくまで会員のためのクラブ施設のようです。

 さて、日本チームは前大会に出場したメンバーが大半なので、レースの段取りはシステマチックで、スムースに運んでいます。そのリラックスしたムードもあってか、日本チームは第1レースから見せ場を作ってくれました。

 日本はスタートで失敗するも、当初から計画していた右海面の風を取りに行き、シフトをつかんでぐんぐん前に出ます。上マークをトップ回航し、後続の艇が混戦になるのを横目に独走態勢でファーストホームを飾りました。

 オンボードでこの1位に一番よろこんだのは、普段チャーターボートを管理しているボートマネージャー(ルールで必ず乗艇することになっている)だったとのこと。理由は「いままで、全くいい成績を取ったことなかったから」だそう。日本チームとしてはうれしい反面、複雑な気持ちも…。

 風は20ノット前後まであがり3レースを消化。日本は大会初日を1-7-9位でまとめて総合4位につけました。

「このレガッタは全11レース予定され、カットレースがない。だから毎レースのポイントを、できるだけ少なくしないといけません。きょうは良い感触で走れました。明日以降も堅実なレースをしていきます」(浜崎タクティシャン)

 明日もいい風が吹く予報です。

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メインセールにJSAFのロゴを貼ります(ベルクロテープ式)。photo by Junichi Hirai

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本部船に乗るスタッフは全員ブレザー、ネクタイを着用して運営していました。さすがニューヨークヨットクラブ。photo by Junichi Hirai

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快調に走る日本チーム。メインにJSAFロゴ、スタンには国旗が掲げられ、遠目からもわかりやすいです。photo by Junichi Hirai

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暫定1位のチームは次レースで黄色いジェネカーを上げます(オリンピックでいうところのビブス)。写真は第2レースでイエロージェネカーをあげる日本チーム。photo by Junichi Hirai

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帰着後は毎日トップ賞のセレモニーがあります。写真は浜崎栄一郎タクティシャン、同乗するマーサ・パーカー。左のプレゼンテーターは忘れましたが、えらそうにコメントしてたのでえらい方なのでしょう。photo by Junichi Hirai

◎2011 New York Yacht Club Invitational Cup 22艇出場
1. Royal Canadian CAN 2-1-4 7p
2. Royal Hong Kong HKG 3-8-2 13p
3. New York USA 4-2-8 14p
4. Japan JPN 1-7-9 17p
5. Eastern USA 6-5-6 17p
6. Newport Harbor USA 8-3-7 18p
7. CYC Australia AUS 8-11-1 20p
8. Royal Cork IRL 20-4-3 27p
9. Royal Yacht Squadron GBR 10-6-15-31
10. Annapolis USA 11-10-12 33p

◎NYYC Invitational Cup
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2011年09月10日

13日開幕NYYCプレビュー

 9月13日から17日まで、アメリカ・ロードアイランド州ニューポートで「NYYCインビテーショナルカップ」が開催されます。この大会は132年もの間、アメリカズカップを防衛してきたニューヨークヨットクラブが、各国のヨットクラブを招待して戦われるヨットレースです。(BHM編集部)

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ニューヨークヨットクラブではじまるインビテーショナルカップ。photo by Dan Nerney

 第2回目の開催になる今年は16カ国22ヨットクラブがエントリーしています。エントリークラブは下記の通り。アメリカでは、昨年この大会のための予選が開催され3クラブが出場権を獲得、ホスト役のNYYCを含めて4クラブが出場します。

 使用されるボートはNYYCが制式艇として採用するNYYC クラブスワン42で、本大会のために用意された専用のジブ、ジェネカーを各1枚だけを使い、リグセッティングを変更できないというストイックなワンデザインルールでおこなわれます。

 この大会に、日本チーム(日本セーリング連盟・JSAF)が出場します。「クラブ対抗なのにどうしてフェデレーションが?」という疑問を持つ方もいるでしょう。元々、日本へはNORC(日本外洋帆走協会)宛に招待状が届きました。しかし、1999年にNORCはJYA(日本ヨット協会)と統合し、JSAFとなり現在に至ります。その経緯をNYYCが理解を示してくれ、日本が出場する流れになりました。

 2009年の第1回大会で日本は3位の結果を残したため、優先的に招待を受けています。JSAFでは昨春に出場チームを公募。しかし、正式な立候補がなく、前回同様に植松眞JSAF副会長を中心に選抜チームが組まれることになりました。国内外で活動するキールボートチームの〈スレッド〉〈エスラルダ〉を中心にチームが構成されています。

◎インビテーショナルカップ日本チーム
チームキャプテン:植松 眞
ヘルムスマン:大倉 俊
ジブ、ジェネカートリマー:本田敏郎
メインセールトリマー:吉田 学
テイラー:笹木哲也
ピット:久米敏
マスト:西川松吉
バウ:小川正宏
タクティシャン:浜崎栄一郎

 このメンバーに加えて、チャーターボートのボートマネージャー、体重調整役でもある女性マーサ・パーカーが乗り、JSAFチームが結成されました。

 バルクヘッドマガジンは日本チームと同行して取材レポートを紹介していきます。お楽しみに!

◎NYYC Invitational Cup
http://invitationalcup.org/

◎NYYC Invitational Cup エントリーリスト
Annapolis Yacht Club, USA, Peter McChesney
Clube Naval de Cascais, Portugal, Patrick Monteiro de Barros
Cruising Yacht Club of Australia, Australia, Hugo van Kretschmar
Eastern Yacht Club, USA, Bill Lynn
Itchenor Sailing Club, UK, Barry Sampson
Japan Sailing Federation, Japan, Makoto Uematsu
New York Yacht Club, USA, Ken Colburn
Newport Harbor Yacht Club, USA, James Madden
Norddeutscher Regatta Verein, Germany, Johannes Polgar
Nyländska Jaktklubben, Finland, Leonardo Ferragamo
Real Club Nautico de Barcelona, Spain, Javier Scherk
Royal Bermuda Yacht Club, Bermuda, Mark Watson
Royal Canadian Yacht Club, Canada, Terry McLaughlin
Royal Cape Yacht Club, South Africa, David Hudson
Royal Cork Yacht Club, Ireland, Anthony O’Leary
Royal Hong Kong Yacht Club, Hong Kong, Nick Burns
Royal Norwegian Yacht Club, Norway, John Langø
Royal Ocean Racing Club, UK, Andrew McIrvine
Royal Yacht Squadron, UK, Glynn Williams
Yacht Club Argentino, Argentina, Paulo Cosentino
Yacht Club Capri, Italy, Costanzo Vuotto
Yacht Club Punta Ala, Italy, Valerio Battista

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2011年08月29日

葉山に集まる理由とは?

 9月4日におこなわれる、葉山マリーナヨットクラブ(HMYC)主催のクラブレース「ヘリーハンセンカップ・第19回フレンドシップレガッタ」が盛り上がりそうな予感です。いつもの葉山らしいレース内容に加えて賞品も豪華。優勝チームには乗員分のチームマーキング入のウエア、ほぼ全艇にヘリーハンセングッズなどが贈られるようです。(BHM編集部)

◎葉山マリーナヨットクラブ
http://www.hmyc.or.jp/

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毎月2回平均で開催されるHMYCのクラブレース。写真は3月に行われたムストーカップの様子です。photo by O.Yuko

 さて、相模湾水域で一大ムーブメントに成長したHMYCクラブレース。BHMでも毎回レース結果を掲載していますが、このレースイベントの特長を抜粋すると、
・当日朝の受付で参加OK → 天気悪いなど条件が悪いなら出なくてもいいという気軽さ。
・HMYC独特のハンディキャップを採用 → 各チームほどほどの温度差(気合度)があるクラブレースに最適
・今年のレース数は年間21戦。毎月2回+アルファ → トレーニングレースに最適。
・上下レースは1日2本。風速30ノットでもやる → 結構ハード。
・運営はHMYC所属チームが交代でおこなう → コスト削減。運営の勉強もする
・世界でも珍しく毎回のレースにスポンサーがつく → 注目度が高く、広報活動がしっかりしている。
・ブイまわり優勝チームはパーティーの後片付け(でしたっけ?)、第2レースファーストホーム艇はパーティー準備を担当 → 効率的で公平感のあるパーティー作業

 レースをしっかり、パーティーもしっかり楽しむ。これはクラブレースの基本でしょう。HMYCの優れた部分はレース運営がマニュアル化されていて、どのチームが運営になってもできるように準備がされているところ。それに、どんなに風が上がっても、出場チームがいるならとりあえず海に出て、可能ならレースをやる心意気のように思えます。

 そして何よりも特長的なのは、クラブメンバーがレースイベントを楽しんでいることでしょう。ヨットレースイベントの当事者、選手が楽しんでいるのを見ていると、「なんだかおもしろそうだから」と人が集まってくるもの。実際に、外来艇の参加も多くあり、このレースのために所属ハーバーを変更したチームもあるほどです。

 褒めてばかりなので訝しむ方もいるかもしれませんが、BHM編集部は葉山マリーナヨットクラブの会員でも、クラブレースの常連でもありません。紹介するのは、他のヨットクラブがクラブレースを運営する際の参考になるのでは、と考えるからです。人気が停滞気味といわれる日本のクルーザーレース。でも、アイデアと行動力で変わる部分も多いのではないでしょうか。

※ほかにも「おもしろいレースをやっているヨ」というみなさん、BHM編集部まで一報を。アイデアを共有してクラブレースを盛り上げていきましょう!

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2011年08月28日

KYCドラゴン・J/24成績

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8月28日に西宮沖で開催された関西ヨットクラブポイントレース、ドラゴン級とJ/24級の成績です。現在、年間総合トップはドラゴン級〈MID NIGHT FLOWER〉、J/24は〈CLARIS〉。両クラス首位は抜けだしたか?(BHM編集部)

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TP52、カルタヘナの戦い

 スペイン・カルタヘナで開催されているTP52(7チーム)、SOTO40(5チーム)によるアウディ・メッドカップ。昨日の大会4日目は30マイルのコースタルレースがおこなわれ、スタート後2時間経ってもなお上位4艇は1分以内の僅差。フィニッシュのカルタヘナ湾内に入るまで劇的なバトルが繰り広げられました。(BHM編集部)

 湾内直前では、〈アズーラ〉〈クァンタム〉〈オール4ワン〉〈ブリボン〉によるタッキングマッチがおこなわれ、しびれるほどの近距離でリーバウの攻防。このバトルを制したかにみえた〈アズーラ〉でしたが、フィニッシュ5分前に突然メインハリヤードが切れる(ロックがはずれる?)トラブルで脱落。〈クァンタム〉がタナボタトップに。さらに〈オール4ワン〉が〈ブリボン〉とポートスターボードのケースを起こしてペナルティ。これで〈ブリボン〉が暫定首位を守ることに成功しました。

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フィニッシュ手前、メインハリヤードのトラブルで勝利を失った〈アズーラ〉

 昨日のレースは手に汗握るドラマがありました。これを演出したプロセーラーと報道体制に感服です。メインハリーヤードのトラブルも〈アズーラ〉(旧マタドール)のメンバーはすぐさまスピンハリで代用し、トラブルシューティングもバッチリでした。残りの短いレグを懸命に走り、フィニッシュ後、観客から拍手が沸き起こったさまは、すばらしいヨットレース・ショーを見た気分です。

 この白熱した戦いをライブでみられるのですから、メッドカップは(まだまだ)おもしろいですね。メッドカップは本日最終日です。

◎Audi MedCup
http://www.medcup.org/home/

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スペイン・カルタヘナのハーバー

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エド・ベアード率いる〈クァンタムレーシング〉

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メッドカップは毎日ウエイトイン(体重計測)があります。これも全員が乗る測定器が用意されエキシビジョンに

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夜は有名アーチストによるライブがおこなわれています

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〈アズーラ〉。フランチェスコ・ブルーニがタクティクス、バスコ・バスコットがストラテジストという豪華メンバー


カルタヘナ大会4日目ダイジェスト

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2011年08月26日

ハミルトンアイランド写真

 オーストラリア・ウイットサンデー諸島ハミルトン島で、27日まで「ハミルトンアイランドレースウィーク」が開催されています。ハミルトン島は、毎年シドニーホバートレースのファーストホーム合戦でお馴染みのスーパーマキシ〈ワイルドオーツ〉のオートレイ家が所有するリゾートです。本大会には日本から高橋究オーナー率いるゼファーチームがチャーター参戦しています。パフォーマンスレーシングクラス2に出場し、現在(25日時点)2位。聞くところによれば、毎日レーティングが変動するようで、これはレース委員会のさじ加減で有利にも不利にも…。最後のふんばりに期待します!(BHM編集部)

◎Audi Hamilton Island Race Week
http://www.hamiltonislandraceweek.com.au/

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オーストラリアの顔でもある〈ワイルドオーツXI〉。photo by Andrea Francolini

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スピットヒルがアメリカズカップを持って登場。写真右端はハミルトンアイランド・オーナーのボブ・オートリー。photo by Belinda Rolland

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〈インベスティック・ローヤル〉。photo by Andrea Francolini

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レーザーSB3のクラスもおこなわれています。ボルボオーシャンレースでCEOを務めたグレン・バークが参加していて、彼はいまハミルトンアイランドのCEOをしているようです。photo by Andrea Francolini

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ヘンリーロイドのファッションショーもおこなわれました。photo by Belinda Rolland

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〈リビングドール〉。photo by Andrea Francolini

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日本チーム。こちらの記事で紹介されています。photo by Andrea Francolini

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2011年08月23日

RC44スウェーデンカップ

 8月21日までスウェーデン・マーストランドでRC44スウェーデンカップが開催されました。RC44は、ラッセル・クーツ考案のワンデザインキールボートで、マッチレースとフリートレースを複合し、2011年は年間6戦が用意されています。今年サーキットへ参加しているのは15チーム。昨年からアメリカ大会も開催されることになり、人気がジワジワ高まっているグランプリレースです。スウェーデンのヨッティングカメラマン、Oskar Kihlborgさんから写真が届きましたので紹介します。(BHM編集部)

 2008年の金融危機以降、大不況に陥った世界経済。これは、グランプリヨットレースにも大きく影響しています。欧州のアウディメッドカップでは参加チームが激減し、昨年アメリカではプレミアレーシング主催のマイアミグランプリがスポンサーが集まらずに中止に追い込まれました。同じくアメリカを代表する2012年キーウエストレースウィークも開催中止が危ぶまれましたが、これはクァンタムセール(親会社はアムウェイコーポレーション)の援助により継続されることが決まりました。いまアメリカ、ヨーロッパのグランプリレースは、低迷期を乗り越えられずにいます。

 そのなかで、RC44サーキットへの参加チームが増えているのは興味深いものがあります。RC44のようなプロフェッショナルセーラーが集結するヨットレースはきらびやかで華のある反面、費用対効果を考えるとチームオーナーは冷静に考えるもの。と考えると、この大会にはオーナーが満足する理由がある、という答えになります。もちろん、ラリー・エリソンがアメリカ大会を誘致したのも参加艇を集めるきっかけになったし、そもそもオーナードライブ(フリートレース)という条件も今の時代にマッチしているのかもしれません。

 「オーナーが楽しみ、満足できるヨットレース」。これがキールボートレースが継続するためのキーワードになっているのは確かです。そのなかでどの部分に満足を見出すのか。日本のキールボートレース事情も似ている部分があるように思うのですが、いかがでしょう。

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優勝はGBRの〈AQUA〉。メルゲス32〈ARGO〉(全米優勝、コパ・デル・レイ優勝)にも乗るキャメロン・アップルトンが大活躍です

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◎RC44
http://www.rc44.com/

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2011年08月22日

HMYCミッドサマー成績

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8月21日に開催された葉山マリーナヨットクラブ・クラブレース「ミッドサマーレガッタ」の成績です。終日、雨混じりのなか16艇が参加。レースは約14マイルのショートディスタンスコースでおこなわれ、優勝は〈GAIA〉(シドニー36)でした。photo by O.Yuko

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優勝した〈GAIA〉。メインセールを470級の田畑和歌子が担当していました。photo by O.Yuko

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ミッドサマーレガッタ成績表

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2011年08月18日

徳島阿波踊りヨットレース

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今年も盛大に開催された、四国を代表する阿波踊りヨットレース。係留した参加艇の前を阿波踊りの踊り子さんが練り歩きます。photo by T.Yamazaki

 8月14日、徳島県ケンチョピアで徳島ヨットクラブ主催による、阿波踊りヨットレースが開催されました。今年は82艇の参加があり、パーティーには阿波踊りからサンバまで入って大いに賑わいました。総合優勝は、和歌山県和歌浦をホームポートにする〈FALCON III〉です。西日本のヨッティングシーンを撮影し続ける、山崎武敏カメラマンから大会の写真が届きましたので紹介します。(BHM編集部)

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お祭りレースらしく、スタートは一斉です。photo by T.Yamazaki

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総合2位の〈CHOVE CHUVA〉。photo by T.Yamazaki

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セーリングを存分に楽しむのが阿波踊りヨットレースです。photo by T.Yamazaki

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総合優勝、Cクラス優勝の〈FALCON III〉。photo by T.Yamazaki

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総合3位〈NOFUZO〉。photo by T.Yamazaki

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サンバガールも大人気でした。photo by T.Yamazaki

◎AWASHOKEN CUP 第39回 阿波踊りヨットレース 総合上位成績
1. FALCON III(MUMM30)
2. CHOVE CHUVA(X35OD)
3. NOFUZO(X41OD)
4. CORAL REEF(IMX38)
5. RISOTADA(FIRST34.7)
6. Crazy Nana(FARR34-IMS)

クラスA優勝:NOFUZO
クラスB優勝:CHOVE CHUVA
クラスC優勝:FALCON III
クラスD優勝:響
IRC参考成績:FALCON III
YAMAHA31S成績:CARIB

◎徳島ヨットクラブホームページ(成績詳細等)
http://www.infoeddy.ne.jp/~yacht/

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2011年08月16日

夏子完勝!IRCナショナル

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8月13〜15日まで兵庫県新西宮ヨットハーバーで開催された「IRCジャパンナショナルズ」の成績表です。関西のグランプリボート、IRCボートからメルゲス32までバラエティにとんだ5艇種により競われました。レースは、安定した夏のシーブリーズで8レースを消化し、〈サマーガール〉がオールトップの完全優勝を決めました。(BHM編集部)

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完全優勝を遂げた〈サマーガール〉。馬場益弘オーナーを中心に古くから活動するレーシングチームです。今回は舩澤泰隆ヘルムスマン+鈴木國央+和田大地といったスター級チームも加わって他艇を圧倒しました。〈サマーガール〉(ファースト40.7)のポテンシャルは、まだまだIRCで有効ということでしょうか? 同チームの次のチャレンジが注目されます

11.08.16_06.jpg
2位の〈スレッド〉。今回は大倉オーナー親子が乗り込んでアットホームな雰囲気を感じながらも、“キッチリ”とレガッタを進めるチーム体制は通常と変わらず。2日目はメインセールのバテントラブルがありながらも冷静に対応。また、タクティシャンに脇永達也。サポートをメルゲス32北米選手権3位時にも乗艇した浜崎栄一郎(シドニー五輪470級代表)が担当しました

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昨年のジャパンカップ覇者〈スウィング〉は悔しくも3位に。日本でもっとも練習量を誇る同チームは、鈴木オーナー以下非常に熱心でモチベーションが高いことで知られています。今回はオリジナルに加えて、マヨルカ帰りの中村(匠)小林、吉藤らも乗り込みました

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艇体のキールバランスを改善するなどで、徐々に性能があがってきている山田オーナー/ヘルムスマン率いる〈イレジブル〉。同チームは、今月後半からイタリア・スカリーノで開催されるXヨットによるメディトリニアンカップ・X41世界選手権にエントリーしています。健闘を祈ります!

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ワンデザイン・ハイパフォーマンス艇メルゲス32でチャーター参戦した〈エスメラルダ〉。植松オーナー/ヘルムスマン以下、三島、久米、山田(寛)、川西、阪間、田口、そしてBHM編集部といったブロス、エスメラルダ混成メンバーが乗り込みました。同艇のダウンウインド性能には満足しつつも、IRCレーティングの壁は高く、まったく刃が立たず。きびしい戦いを強いられました

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2011年08月08日

ワイレア制覇全日本ミドル

 西宮・全日本ミドルボート選手権最終日。西宮沖は朝から南西の風が入り始めましたが、選手、大会運営が期待するほどまでに上がらず。しかし、風の振れがあるもののコンスタントに続き、軽風コンディションで規定レース数となる3レースがおこなわれました。(BHM編集部)

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予定していた6レースを全て消化した全日本ミドルボート選手権。同じレンジに入る艇同士、手に汗握る戦いが繰り広げられました。photo by Junichi Hirai

 19チームの激戦は、前日オール1位の〈ワイレア〉(X35)が俄然有利ですが、そのまま素直に優勝、という筋書きは用意されていません。第1レースで右海面を選択した〈ワイレア〉は、この作戦を誤り、左海面集団に大きく差を広げられてしまいます。後位置で上マークを回航し追い上げを見せますが、9ポイントの失点に。2位に浮上した〈アグネス〉(YAMAHA33S)に1点差まで詰め寄られ、レースは仕切り直しとなりました。

 しかし、「気持ちを切り替えて集中した」という〈ワイレア〉は、残り2レースで最高の走りを見せます。抜群のスタートからボートスピードで前に出て連続トップ。終わってみれば、全6レース中5回のトップを決めた〈ワイレア〉が圧倒し、Aクラス優勝、総合優勝を手にしました。

「きょうの1レース目はリスクの高い戦略でした。もっと余裕をもって走れたし、勝負にでる場面でもありません。でも、その失敗をひきずらず、自分たちの持つボートスピードに自信を持って次のレースに挑めたのがよかった。昨年に比べて練習不足なのですが、クルーはミスもなくがんばってくれました。今年は10月のX35全日本選手権が最大の目標です。全日本ミドルという大きなタイトルを取れたことがチームの自信につながり、いい流れでX35全日本を戦えそうです」(浜口オーナー/ヘルムスマン)

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優勝したワイレアチーム。クルーワーク、ボートスピードはピカイチでした。photo by Junichi Hirai

 今回の〈ワイレア〉で注目すべきは、タクティシャンを務めた吉田工作です。ユースマッチレースで活動する彼は大学3年生ながら、並み居るベテラン・タクティシャンと互角に張り合い、勝利しました。また、プロセーラーの本田敏郎(オン・ザ・ウインド)がメイントリマーを担当し、チームに刺激が加わったことも影響したことでしょう。

 Bクラス優勝は、軽風が苦手ながらもX35に食らいつき、Bクラスで5回1位を取った〈リソターダ〉(FIRST34.7)です。

「目標にしてきた大会だけに、優勝できて本当にうれしいです。クルーアクションに大きなミスがなかったし、いつもよりシビアなドライブとセールトリムで、ボート性能が発揮できたと思います。この優勝を期に遠征レースも挑戦してみたいですね」(永松オーナー)

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Bクラス優勝、総合3位を果たした〈リソターダ〉。photo by Junichi Hirai

 復活した全日本ミドルボート選手権は、〈ワイレア〉〈リソターダ〉の優勝で幕をおろしました。今回、BHM編集部が取材をしていて感じたのは、このクラスは、練習量が成績に大きく影響するということ。マークラウンディングのアクションひとつ見ても、上位に来るチームはやはりミスが少ない。逆にいえば、練習をすることでいくつか順位をあげられる(=順位を落とさない)ということです。

 それと、もうひとつ。今回は実現しませんでしたが、東西の精鋭が戦う全日本ミドルボート選手権をぜひ見てみたいということです。普段、BHM編集部は、相模湾界隈のレースを間近に見ています。ミドルボートクラスは関東水域でも人気で、オーナー、クルーともに向上心が高く、毎週のように海に出てトレーニングしています。それならば、関東と関西、またその他の水域で、「ミドルボートでいちばん速いのはどのチームだろうか?」ということに単純に興味を持ちました(みなさんもそうではありませんか?)。

 次回の全日本ミドルボート選手権では、いままで以上に鍛え抜いたチームの激しい戦いを期待します。

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緊迫のマークラウンディング。photo by Junichi Hirai

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実行委員会がデンマークのオークションで落としたという銀杯を手にする浜口オーナーとワイレアクルー。photo by Junichi Hirai

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全日本ミドルボート選手権最終成績

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2011年08月07日

復活!全日本ミドルボート

 8月6、7日、兵庫県西宮・新西宮ヨットハーバーで、全日本ミドルボート選手権が開催されています。日本独特の言葉でもある、ミドルボート(本大会の規定では全長7.90〜11.00メートル未満)は、国内で人気が高く、数も多いクラス。根底にアマチュアイズムを持ち、関西と関東の水域でそれぞれ選手権大会がおこなわれています。(BHM編集部)

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ミドルボート19艇によるスタート。全日本という名前がつくだけあって、オーナー、選手のモチベーションはかなり上がっています。photo by Junichi Hirai

 日本のクルーザーヨットレースの中心はミドルボートにある、といってもいいでしょう。本来ならば、全国から選りすぐりのチームによる全日本選手権があってしかるべきですが、「ミドルボートのサイズは回航しにくい。選手(会社員)の休暇が取りづらい」など諸々の理由もあって、実現しにくいのが状況です。しかし、今回ひさびさに「全日本」の冠で開催されることになりました。

 出場するのは西宮・KYC、姫路・的形を中心に、福岡からの遠征チームを含めた19艇。残念ながら東海、関東圏からのエントリーはありませんでしたが、復活開催できたことは大いに意味があることです。馬場益弘大会実行委員長は、「これははじめの一歩です。選手権の競技性を高めるためにいろいろなアイデアもありますが、これから発展していくことを念頭に入れて、ようやく開催にたどり着きました」の言葉通り、今後のバージョンアップに期待したいところです。

 さて、関西の精鋭ミドルボートがあつまり、2日間の戦いが始まりました。エントリーを見ると、X35が4艇、YAMAHA33Sが3艇、VITE31が4艇出場しています。ワンデザインのX35以外は、艇をモディファイしているためIRCレーティング値が異なりますが、ほとんどガチンコ勝負。前評判では、前回の関西ミドルボート選手権(今年が中止になったため一昨年の成績)の勝者〈アグネス〉(Y33S)に注目が集まります。

 レース初日はシーブリーズを待って昼にスタート。しかし、風軸が安定せず、数回のマーク変更がおこなわれるなか3レースおこなわれました。そのなかで、ボートスピードを武器にトップに立ったのは〈ワイレア〉(X35)です。浜口オーナーのドライブと、これまで地道に継続してきたチームワークが光ります。

 続いて永松馨介オーナーを中心に、スター級で活動する鈴木國央と彼らのコーチを務める舩澤泰隆が乗り込む〈リソターダ〉が2位に。3位には、J/24からの活動でクルーワークに定評ある〈アグネス〉(田中慎一オーナー)が僅差で迫ります。

 明日7日は3レースが予定されています。全日本ミドルボート覇者に贈られるシルバーカップを手にするのはどのチームか? 西宮最終日に注目です。

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見事なスタートと的確なコース読みで、第1レグからぐんぐん差を広げた〈ワイレア〉。photo by Junichi Hirai

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スター級日本ナショナルチームの鈴木國央(左2番目)が乗り込む〈リソターダ〉が初日2位。左端は永松オーナー。photo by Junichi Hirai

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3位は真っ赤なユニホームで挑む〈アグネス〉。原点は、かつて日本を圧巻したJ/24 サンタチームです。photo by Junichi Hirai

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大会初日成績表。大会運営をおこなう関西ヨットクラブは日本一成績(暫定)発表が早いことで知られています。その手順は、レース直後に運営艇から事務局へ成績を電話報告。電話から即PCにデータを打ち込む。選手がハーバーに戻ったときには、プリントされた成績表が配られるというカンタンかつ手際のよさ。配布と同時に成績表のメール配信もおこなっています

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2011年08月01日

西宮全日本ミドル開催迫る

11.08.01_01.jpg
 8月6、7日に新西宮ヨットハーバーで開催される「全日本ミドルボート選手権」のエントリーリストが発表されました。ミドルボートクラスのヨットレースは、日本でもっとも人気があり、盛り上がっているグループにもかかわらず、遠征の不便さもあって、西(大阪湾)と東(相模湾)で、それぞれ地域大会がおこなわれている現状があります。それが、今年(久々に)全日本という冠で大会が企画されることになりました。参加は遠く福岡チームを含む19艇。クラスは、X35を中心としたクラスA、4艇のVITE31も出場するクラスBにわかれます。BHM編集部は、大会初日から現地で取材レポートする予定です。おたのしみに!(BHM編集部)。

◎2011全日本ミドルボート選手権
http://sports.geocities.jp/middleboat_japan/

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2011年07月27日

J24、platuサマーR

7月23、24日に相模湾で開催された京急マリーナサマーレガッタの成績です。platuクラス優勝はフリーダム、J24クラス優勝は和歌山から遠征してきたシエスタでした。

J24
1. シエスタ 19p
2. 月光 24p
3. オリーブ5 26p
4. だぼはぜjr 27p
5. リップル 28p
6. テンプス 30p
7. スピーディーブルー 35p
8. ピンクキッス 37p
9. 帆省海 37p
10. ラルママ 44p
11. スリーボンド 45p
12. サラサ 50p
13. ジェリーフィッシュ 59p
14. 仰秀 65p

Platu
1. フリーダム 7p
2. コンコード 16p
3. アイレイ 17p
4. アルファマジック 18p
5. アヴァロン 30p
posted by BULKHEAD at 21:06| Comment(0) | キールボート

2011年07月25日

葉山スケープスレガッタ

11.07.25_06.jpg
7月24日、葉山沖で開催されたHMYCクラブレース「第3回スケープスレガッタ」の成績です。

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KYCポイントIRC成績

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7月24日におこなわれたKYCポイントレース、IRCクラスの暫定成績です。8月に開催されるミドルボート全日本、IRCナショナルズを直前に控え14艇が出場。ビッグレガッタへ向けた最終調整がおこなわれました。

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2011年07月21日

SYC相模湾オープン成績

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7月17日に相模湾で開催されたシーボニアヨットクラブ主催の「相模湾オープンヨットレース」の上位成績です。成績詳細は公式サイトにて。photo by Junichi Hirai

シーボニアクラスA 参加26艇
1. KamakuraU(EDV30)
2. RANKA(Wagstaff30)
3. ZEPHYR(COMET375)

シーボニアクラスB 参加19艇
1. LA PAS(PISCES21)
2. バーバリアン(BW21)
3. Jellyfish(J24)

IRC A 参加6艇
1. KARASU(KING40)
2. Grand Blue(X35MOD)
3. Rouge(YAMAHA33S+1)

IRC B 参加5艇
1. TRACER(FIRST36.7)
2. NJORD(FIRST36.7)
3. LADY LAHAINA(Y33s)

ORC 参加6艇
1. EBB TIDE(B&C37)
2. Aphrodite(X-332 sports)
3. Vittoria(B&C37)

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相模湾長者ヶ崎沖のマーク回航はかなりの激戦でした。photo by Junichi Hirai

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東京湾スバルザカップ成績

 7月17日、東京湾で開催された第3回スバルザカップの成績です。Aクラス優勝は〈タートル6〉(ILC40。油壺)、Bクラス優勝は〈早稲丸〉(SUNFAST36。夢の島)、Cクラス優勝は〈SPRAY〉(ヤマハ23II。YBM)でした。

◎SUBARU-ZA CUP CHARITY YACHT RACE TOKYO BAY OPEN 2011
http://www.subaru-za-cup.com/

11.07.21_09.jpg
Aクラス成績

11.07.21_07.jpg
Bクラス成績

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Cクラス成績

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2011年07月11日

葉山HMYC小田切杯開催

11.07.11_03.jpg
7月10日、葉山沖で開催されたHMYCクラブレース・小田切杯の結果と写真です。梅雨が開けた相模湾は快晴に恵まれ、南寄りの風で2レースおこなわれました。優勝はシーボニアから遠征の〈カラス〉(上写真)、2位〈エスプリ〉、3位〈スパンク〉です。今回は、バルクヘッドマガジンではお馴染みの、相模湾のオンボードフォトグラファー、大島ゆうこさんの写真を成績と合わせて紹介します。いつもすばらしい写真をありがとうございます!all photos by Y.Oshima

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第1回小田切杯成績

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