2010年11月30日

3種目金メダルおめでとう

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『アジア大会で3種目金メダル』

文・写真/中村健一

11月20日
 第16回アジア競技大会セーリング競技日本代表チームの470級男子・女子 、マッチレースの3種目で金メダル獲得しました。おめでとうございます。

 470級男女は順当な勝利と言っていいでしょう。小松一憲コーチのあの厳しい練習で鍛え上げられた彼らには、ふさわしい勝利ではないでしょうか。

 近藤・田畑組の歯車が最近非常に良い感じでまわりだしたように思えます。順調にまわりだした歯車は、いついかなる時にトラブルを起こしても、最高の準備が備わっていれば、これからも速く正確に走り続けられることと思います。

 原田・吉田組はキャンペーンを始めて3年目。私のこれまでの経験では、来年はある意味節目の年になると思っています。今回の金メダルをはずみに、さらなる進化を期待しています。がんばってください。

 しかし、前回私たち(山田寛・中村健一組)が必死になってようやく3位を取った(2006年ドーハ大会)のとは、次元が違いますね。少しコメントするのも恥ずかしいのですが、私としても本当にうれしい事なのでよしとしてください。

 マッチレースの坂本 亘、岡本康裕、吉藤博章、和田大地チームの強さは、やはり日ごろの練習量と武者修行、コーチを招待してのレベルアップなど、他のチームにはない活動ができていることだと思います。

 今回の金メダル獲得でさらにマッチレースが盛んになると思いますが、私としてはマッチレースで世界一を目指すレーサーがたくさん出てくれることを期待します。同時に、その活動をキャンペーンとして位置づけ、チームにスポンサーがついてくれるようになれば、繊細な技術を持っている日本人がいずれ世界を制する日があるのではと期待しています。

 470級をブラジルオリンピックで男女混合種目に、という提案がある中で、マッチレースという新たな種目が、今後活動していく若者セーラーに大きな夢を与えた事と思います。

 3種目金メダル、本当におめでとうございます。

※バルクヘッドマガジンでは、マッチレース金メダル・坂本チームによる優勝レポートを掲載予定です。おたのしみに(BHM編集部)。

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2010年11月25日

英カーナーフォンは冬景色

10.11.25_03.jpg
山には雪。どうりで寒いはずです

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『冬のインストラクタープログラム』

文・写真/中村健一

11月11日
 今週はインストラクタープログラムに参加しています。11月に入り雨と強風ばかりと思いきや、ふと山を見渡すとすでに雪景色、そりゃ寒いはずですよね。

 とにかくこちらの天気は悪く、初日、2日目は40ノットオーバーの風と雨で室内講習とプールでラジコンセーリングを行いました。このラジコンヨットがかなり面白く、みんな真剣にセーリングを楽しみました。

 3日目は珍しく朝から晴れ、絶好のセーリング日よりで昼ご飯を持って1日遠出のセーリングを行う予定でしたが、セーリング開始から30分で全く風がまくなり、真冬のような寒さの中、海上で6時間も風待ちをしましたが、結局風は吹かず、えい航で帰ることになりました。

 唯一、帰る瞬間に吹いた風でセーリングした際に、とても奇麗な景色を見ることが救いでした。本当にはっきりした天気で、ある意味気持ちがいいですね。明日の予報は強風です…。

 明日は何としてもセーリングを実施したいところです。

10.11.25_04.jpg
風が強い日はプールでラジコンセーリング

10.11.25_05.jpg
プログラム3日目は遠出のセーリングの予定でしたが…

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風がなくなり、海上で6時間風待ちしました

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寒くつらい1日でしたが、最後に美しい景色があらわれました

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2010年11月17日

冬のボートメンテナンス

10.11.17_05.jpg
プロインストラクターはエンジンメンテもできなければなりません

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『ボートメンテナンス』

文・写真/中村健一

11月5日
 11月に入り一気に冬モードに入りました。今週は毎日雨と40ノット近い風が吹いており、とても海でプログラムをできる状況ではありません。インストラクタープログラムもクラブ内の講習です。今週私は、ボートエンジンメンテナンス講習に参加しています。

 実際に使用している救助ボートのエンジンを使用し、エンジンの仕組みからメンテナンスまでの講習を行う中で、実技メンテナンスがあり、私は初めての経験で大変楽しく講習させてもらっています。

 ここプラスメナイ(プラスメナイ・ナショナルウォータースポーツセンター)のスタッフは、スタッフ全員がこのような指導を受けており、誰もがボートメンテナンスができる技術を持っています。むずかしい整備についてもチーフエンジュニアが対応しているため、メンテナンスにかかる費用は部品のみで、非常に効率よく運営できていると思いました。

 こういう指導を受けておけば、海上でトラブルが起きても迅速に対応できるのと、ボートをより大切に乗ることの大切さがわかるのではないかと思います。

 明日は実際にエンジンのオーバーホールを2名ずつに分かれて行います。非常に楽しみです。それにしても分からない言葉の連発で少し疲れ気味。。。

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2010年11月12日

インストラクター課程終了

10.11.12_02.jpg
インストラクタープログラムに参加したメンバーです

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『インストラクタープログラム終了』

文・写真/中村健一

10月29日
 インストラクタープログラム最終日。今日は朝から30ノットの風が吹き、強風下でのセーリング指導のポイントや、パワーボートコーチングでのポイントを実際に海で確認し、全てのプログラムを完了しました。

 気温は8度。雨と強風の中でのセッションは大変きつかったと思いますが、生徒達は元気に対応していました。

 これから彼らは、それぞれ地元のクラブに戻り、子供たちを相手に直接指導し、実施指導で問題がなければ、晴れてインストラクター免許が授与されます。彼らなら問題ないでしょう。

 冬の時期はインストラクタープログラムしかないと言いましたが、さまざまなインストラクター免許があり、以外に忙しそうです。今週もたくさんの生徒が集まり、講習指導を受けています。本当にたくさんの若者がいて、きちんとバトンタッチができているのは本当に素晴らしいことですね。

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私は真冬の格好です

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2010年11月05日

インストラクターの資格

10.11.05_07.jpg
冬の間、インストラクターの資格を取るために、プラスメナイ・ナショナルウォータースポーツセンターに多くの人がやってきます

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『ディンギーインストラクタープログラム』

文・写真/中村健一

10月26日
 今週はディンギーインストラクタープログラムに参加しています。今回の参加者は男性3名女性2名の計5人で、年齢層は16才から30歳まで幅広い層での参加となっています。

 彼らは、ここPlas Menai(プラスメナイ・ナショナルウォータースポーツセンター)で取得できるディンギーインストラクターコースに参加するため、はるばるウェイマスやマンチェスターからやってきています。

 話を聞くと、Plas Menaiの若手スタッフと同じで、冬時期はどこのクラブも最小限のスタッフで活動するらしく、4、5カ月の間は自由に活動していて、彼らはこの自由な時間を使ってインストラクターの免許を取得しているようです。

 イギリスでは、この免許が多ければ多いほど働き口があるようで、多くのインストラクター免許を取得するために頑張っているようです。イギリスには本当にたくさんのクラブがあるので、免許さえ取得できれば働き口には困らないよう。

 夢半ばに終わった選手や、セーリング自体が好きな人、ハイレベルな競技生活が終わった選手など、その後の生活に関しても需要と供給がきちんと確立され、バランスがとれているからこそ、セーリング競技のステータスも高いところにあるのだと感じました。

 それぞれのクラブで指導するために取得するディンギーインストラクタープログラムは、基礎の基礎からみっちり教育されます。

 寒い海の上で何時間も指導方法のレッスンを行うのも本当に大変です。

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2010年10月26日

中学生初心者セーリング

10.10.26_06.jpg
外を見渡すと、冬に備え羊たちがひたすら食べ続けています。夏に刈り取られた跡が分かるのが印象的です

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『中学生セーリングプログラム』

文・写真/中村健一

10月20日
 本日、インターネット無線LANの修理が完了しました。まだ本調子ではありませんが、何とか更新できそうです。

 さて、今週は1週間の中学生セーリングプログラム(レベル1)に参加しています。今日で2日目ですが、初心者の彼らは毎日の寒さと強風に少し疲れ気味です。

 前回来ていた時の寒さとは違い、少し骨身にしみる寒さで流石の中学生も泣きが入っており、初めてのセーリングで18ノット近い風の中、タックジャイブを必死に行っている姿はある意味感動的でした。

 また、この時期のセーリング時間は少し短めで、室内での講習をこれまで以上に充実させているのが特徴です。スタッフによって色々と異なりますが、子供たちを飽きさせない趣向を凝らした講習となっています。

10.10.26_04.jpg
子どもを飽きさせないアイデア講習です

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2010年10月20日

コーチング研修再開です

 今夏、一時帰国してレース、コーチング活動をおこなっていたケンイチが、コーチング研修のために再びイギリス・カナーフォンへ。先週までBHMで掲載していた「レースに挑む〜」シリーズは、学生をはじめ社会人選手ににも大好評でした。元気にがんばってください。(BHM編集部)

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『英国研修の寒い日々』


10月17日
 イギリスウェールズ、カナーフォンのナショナルスポーツセンターでの研修が再スタートし、2週間が経過しました。

 まず、今回非常に悩まされているのは、センター内の無線LANが故障しており、インターネットができない状況にあります。現在は、自転車で40分離れたマクドナルドのフリー無線LANを使用し、何とかメール等のやり取りをしている次第です。日々のレポートも外との会話もスカイプもできず、かなりさみしい日々を送っています。

 先週、インターネット管理のマーティン氏に何とか直してほしいと強く要求しましたが、こちらの人は、のんきなのかマイペースなのか本当に時間がゆっくり流れており、仕事もとてもゆっくりです。あせらずマテですね…。

 研修が再スタートして気付いたのは、若いスタッフ半数がいなくなっていることです。ここのセンターは冬はインストラクターのコースやプール、室内プログラムのみで、あまり仕事がないため、若いスタッフは4、5カ月のオフ。もしくは他国(ニュージーランド・オーストラリア等)で働き、また来年の4月にここに帰ってくるといったパターンで過ごしているようです。さすが、若いだけに色々なチャレンジをしています。

 現在残っている若いスタッフも10月一杯で終了し、それぞれ冬シーズンを過ごすようです。

 10月以降はスタッフが激減し、インストラクターの指導になりそうです。この指導はかなりレベルが高いので、今のうちに勉強です。何歳になっても勉強は終わりませんね。

 また、ひとつうれしいことは、前回の研修時にインストラクターコースで研修していた4名がここでスタッフとして働いていたことです。彼らとは4カ月間一緒に過ごした仲なので、大変助かりました。彼らは6カ月の契約で、来年3月一杯までここで働くようです。本当にラッキーです。

 しかし、とにかく寒い! スコットランドに近いせいか、水も風も冷たいです。

 この寒さに負けず、これからも頑張りたいと思います。ネット環境が良くなれば、またバシバシ更新していきたいと思います。

 しかし、マクドナルドは日本ではあまり食べませんが、ここで食べるマックは本当においしいですね。しかし、場所が遠すぎでしょ…。

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2010年10月14日

上マーク回航時のプロセス

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『レースに挑むためのプロセス・8』


 レースに挑むためのプロセス・シリーズ最終回は「上マーク回航前」です。マーク回航前後はヨットレースでもっとも順位の変動があるエリア。一気に10番あがることもあれば、下がることもあります。クルーとスキッパーでコミュニケーションを取り、事前にマーク回航の走りをイメージしておきましょう。

◎上マーク回航前
1. 回航前に次のマークを確認したか。
2. 潮、ブローの影響を考慮したコース選択を前もってイメージしておく。
3. 自分のポジションでの戦略を練る。
4. バング等、風の強さに合わせて前もって緩めておく事。
5. 各マーク回航後の走りのイメージをして回航に入る。
6. 回航前に風上側のガイを引き込み、スピンのエンドを少し出しておく。
7. 回航前の最後のポートタックでアジャスターの長さを、その時の風のアビームの長さにしてからタックする。


◎上マーク回航前→なぜそうするのか
1. 目標が見えていないのは最悪。マークを確認してこそ相手との戦略を立てられる。
2. 常に優位な位置をキープし、ミスで順位を落とさないように習慣づける。
3. 自分がどのような位置で回航することになるか、その場で最良のポジションを取る。
4. スピードロスやミスにつながるため、必ず確認し対応すること。
5. 常に最良のセッティングで走る。
6. ポールセット時に素早くセットできる事と、ガイを素早く決められる。
7. 特に三角コースのサイドジャイブで有効で、ジャイブ後調整なしで素早くトラッピーズ に出られる。競り合いで負けることはない!

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2010年10月07日

重要タッキングのプロセス

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『レースに挑むためのプロセス・7』


 レースに挑むためのプロセス、今回はタッキング編です。アップウインドレグでは、周囲をよく観察できるクルーがイニシアチブを取るのが理想です。スキッパーとコミュニケーションを上手く取って最高のタッキングを決めましょう。(BHM編集部)

◎タッキング
1. タック前、タック後の風の強弱を確認したか。
2. タック後の自分のまわりの艇の位置確認をしたか。
3. タック前にタック後に発生する状況を確認したか。
4. 一番最良の場所でタックできるようにスキッパーに指示できたか。
5. スキッパーの感覚がどうか聞いてみる。
6. その場の状況に合わせた戦略的なタックをするよう、事前にスキッパーに伝えたか。
7. タック後のレンジを決めたか。
8. 波に合わせたタックができたか。


◎タッキング→なぜそうするのか
1. タック後のヒールバランスを確実にする。
2. タック後どのような状況になるか把握し、常に先手を取る。
3. タック後早い段階でミート、あるいは下受け等の準備をする。
4. 一番長くブローを捉えられたか、シフトは取ったかが重要。
5. 自分に感じられない所までケアしていく。
6. 相手に悟られないタックか相手を使って行くかの選択。
7. 戦略的な走りで、そのポジションで最高の走りをする。
8. 波に当たって艇速が落ちることがあってはならない。

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2010年10月01日

レースに挑むプロセス・6

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『レースに挑むためのプロセス・6』


 レースに挑むためのプロセス第6回目は、スタートしてからそろそろフリートがばらけはじめようとするコース前半〜中盤までの課程です。バックナンバーも参考に秋の選手権本番までにスキルアップしましょう!(BHM編集部)

◎レース帆走中
1. 自艇のポジションがクリアエアか。
2. 上マークの確認と上マーク付近のブローの確認。
3. 自分の位置している集団と後ろの艇のバウ先の確認。
4. ラルとブローのコンパス角度を常に把握しながら戦略を立てる。
5. 自艇のスピードの確認と場面、場面でのレンジの使い分けをする。
6. 自分が行きたいブローに到達するまでに次の戦略を考える。
7. 各コースでの良し悪しを頭にインプットし、次のレグに生かす。
8. 相手艇、または集団とミートする前に2、3パターンのコースを考える。
9. このレースでのデットラインがどこかを自分で見極める。
10. 微風であればクルーはブームがセンターにあるか確認する。
11. タック後に再度、頭をクリアにし、コース選択が正しいかの確認をする。
12. コース内で水域特有の見えないゲイン、ロスラインがないかの見極め。

◎レース帆走中→なぜそうするのか
1. クリアエアでなければ状況を見極め、即タックしなければならない。※ただし、明らかに良いタックであればがまんする場合もある。
2. 最終アプローチの見極めをイメージしていく。
3. このシフトでこのまま行くのか、タックして内に入るのかの決断を行う。
4. 新たな変化がないかコンパスを確認し、ズレや変化をインプットしていく。
5. その場面にあった戦略的な走りをして最良のポジションをとる。
6. 長く走るタックの場合、余裕があるので戦略を練る。
7. レースで大変重要なことなので習慣づけること。
8. 常に先手が取れるように前もって準備しておく。
9. 自分の考えの中でラインを引く訓練が必要。
10. ブームの位置がよりセンターにあれば高さを取れる。※シングルハンドは別
11. 常に自分に問いかけ、最良のコースを選択する。
12. 大きくリードできるラインがないか、レースの中で見極める。

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2010年09月28日

スタート直後のプロセス

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『レースに挑むためのプロセス・5』


 今回は「スタート直後」です。すべてのレースで自分の思い通りのスタートができるとは限りません。いや、思い通りのスタートなんてできない方が多いでしょう。失敗した後の素早い切り替えが重要です。(BHM編集部)。

◎スタート直後
1. フラッグの確認。
2. その場の状況を瞬時に把握し、クローズのレンジを決定。
3. コンパスを確認し、自分の狙ったブローまで行く。
4. もしミスをしたら、クリアーエアをつかむ位置まで出る。

◎スタート直後→なぜそうするのか
1. 自分のイメージどうり行かなかった場合によく出ていることがある。
2. その場の状況に合ったレンジで戦略的に走り、ポジションの確保を行う。
3. 風の再確認を行い、お互いスピードに集中しバウを出していく。
4. 頭を素早く切り替え、最善の処置を行う。

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2010年09月23日

レースに挑むスタート直前

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『レースに挑むためのプロセス・4』


 今回はスタート直前編です。ヨットレースシーズンまっただ中。チェックポイントとして、またレースの復習の参考にしてください(BHM編集部)。

◎スタート直前
1. サイクルアイを行い、正確なラインを把握し続ける。
2. いかなる時も隙があれば風下のフリーウォーターの確保に努める。
3. 常に風の振れとブローの動きを観察しておく。
4. 時計を読む。
5. 自艇の権利をしっかり相手に伝える。
6. スタート直後に起こりうる状況説明を簡単に伝える。


◎スタート直前→何故そうするのか
1. クイックな動作がお互い同時にできるためのコミュニケーション。
2. 常にベストスピードでラインを切る最高の準備をする。
3. 突然の振れにも瞬時に反応し、クイックに自艇ポジションを変更する。
4. 正確な時間読みを行うことがジャストスタートにつながる。
5. ルールに従い戦術的に自艇をより有利な位置に持っていく。
6. 事前の報告があれば、とっさな動きにも綺麗なロスのない形で対応できる。

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2010年09月14日

レースに挑む・スタート前

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『レースに挑むためのプロセス・3』


 ケンイチ通信「レースに挑むためのプロセス」第3回目はスタート前編です。ひとつずつ並べてみるとたくさんありますね。みなさんもスタート前のチェックを忘れなく(BHM編集部)。

◎スタート前
1. アウターマークか下マークで再度潮を計る。
2. 上スタ、下スタ、真中スタート。下集団の上、下、上集団の上、下、真中集団の上、下。一番出やすいとこから、どこで出るかの決定。
3. 見通しを取る(上からと下から)。
4. ラインをクローズで出てみて、自分と艇の実際の感覚を見る。
5. ラインに対してブローがどのように入るか観察し、イメージする。
6. 各自のポジションの不具合がないか再度確認する。
7. 上マーク回航を想定しスピン、およびスピンシートの調整をしたか。
8. センター、ラダーにゴミがついていないか確認したか。
9. 地形の影響がライン上にないか確認する。
10. スタート後の自艇の走りとコースをイメージする。
11. 最初に得た風のシフトと今の状況の再確認。
12. レースの重要度を再度確認する。序盤・中盤・終盤・勝負所。
13. スピンポールにスピンシートをセットし、下のツイーカーを外しておく。
14. 上記項目を踏まえ2人で再度コースを話し合う。


◎スタート前→なぜそうするのか
1. 場所による流れの変化がないかの確認をする。
2. 大まかなプランを立てる事でレースの流れを2人でイメージする。また、戦略的にどれだけ重要になるか事前に話す。
3. 2人が同じラインを正確に把握することが大事。
4. 実際のコンパス角度と自分の感覚の差を確認する。
5. ブローの特色を把握することでタクティクスに反映させる。
6. 絶対にトラブルが発生しないようにすることが勝つ事だ。
7. 次の展開を考え行動し先手を取る事で常に優位に立つ。
8. スピードに影響があるので習慣づける事。
9. まわりを再度観察し、より確実な情報を得る。
10. 良いイメージをお互いで確認することが、いざという時に役立つ。
11. 常に移り変わる状況を正確に読む事が勝敗を左右する。
12. 1レース目から無理をしない、今の戦い方は何なのかの確認。
13.上マーク回航後、素早くスピンが張れる。ロスをなくせ!
14. リアルタイムに変化する状況を考慮し、より良いコースを選択する。

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2010年09月09日

レースに挑む・海上に出て

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『レースに挑むためのプロセス・2』


 前回に引き続き、「レースに挑むためのプロセス」編を紹介します。レースに出る際の参考にしてみてください。2人乗りディンギーを例に書かれていますが、キールボートにも応用できます(BHM編集部)。

◎海上に出て
1. 誰よりも早く海上に出たか。
2. その日の風、波の状況に合わせたセッティングにできたか。
3. 風のシフトのデータ取りをしながら帆走できたか。
4. レース海面で、地形を事前に調べていた数ポイントを確認したか。
5. その日の風の軸に対して地形の影響がないか確認したか。
6. 上、サイド、下での潮の影響を確認できたか。
7. レースを想定し各アングルで帆走したか。
8. ブローの強弱でのセッティングを2人で話し合ったか。
9. ターゲットボートを決めスピードを確認したか。
10. その日の走りに関して役割を確認したか。
11. レースでの優先順位を2人で決めたか。
12. 雲の動きを確認したか。
13. データを元に幾つかの戦略を2人で話し合ったか。
14. 海面に藻やゴミが沢山あるか、ないかを確認したか。
15. センターの高さをマックスブロー内でどこまで入れるか決めておく。


◎海上に出て→なぜそうするのか
1. 情報の多いチームが勝利により近いと考える事。
2. その日の状況により、早くあわせ込めればより有利になる。
3. 自分の見た目とデータとの合わせこみを早く正確にできる。
4. 地の利で勝敗を左右されないように自分なりの結論を出す事。
5. 軸に対してレースエリアに影響する所の風の変化を知っておく。
6. 潮の確認ができたらどのように走るか検討し、戦略を練る。
7. 各アングルでベストスピードが出るトリム、ポジションの確認をする。
8. 最終的にどのセッティングで戦うか、データをもとに決定する。
9. 自分たちのセッティングがいいかの再確認。
10. クルー、スキッパーの役割とバランス、移動時の再確認。
11. ブロー、集団、コンパス、波、潮、シフトの順位を決めておく。
12. 風の軸と上空の雲の動きを確認し、変化に対して戦略を練る。
13. レースエリアを見て、各自で自分なりの考えを2人で話し合う。
14. 事前にゴミが多いと知っていれば処置対応が早くできる。
15. 正確な位置を決めておくことで、素早く確実にスピード、高さを取る。

◎バックナンバー:ケンイチ通信──FROM イングランド

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2010年09月07日

ヨットレースに挑むために

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『レースに挑むためのプロセス・1』


 ヨットレースに臨むにあたって、自身がどのように行動していくことがよいのか、順を追って解析してみました。どこまで自身ができているか、比較してみるのもいいかもしれません。また、これ以上あるぞ! という意見があるセーラーはさすがです。ぜひ、参考にしてみてください。

◎陸上での行動
1. その日の天気、潮もしくはその他情報を確認したか。
2. 風の強弱を問わず、艇の全てのチェックを行ったか。
3. その日の天気の状況に合わせたセッティングを検討したか。
4. その日の風の状況を自分でイメージし、頭の中で帆走したか。
5. その日の2人のコンディションを確認しあったか。
6. レースエリア、練習エリアの地形を事前に確認したか。
7. 時間を自分の時計と合わせたか。
8. 帆走指示書、練習内容の打合せを行ったか。
9. ストレッチ、柔軟をおこなったか。
10. 他チームと上手くコミュニケーションして情報を得られたか。


◎陸上での行動 → なぜそうするのか
1. 情報を1つでも多く取る事が試合での勝敗に左右する。
2 最悪の状況を常に考え最高の対応をする。
3. 常に先手を取り、早い段階であわせ込みをする。
4. 海上に出てすぐにイメージどうり動ける自分がいないといけない。
5. どちらかが体調不良だとすれば事前に戦略を考える必要がある。
6. レース中の予期せぬ風の変化も想定し先手を取る。
7. 確実にスタートするための最低条件。
8. 1日のレース、練習の流れをお互いに把握しておく。
9. 風の状況に関係なく海に出る前の自分自身の準備をしておく事。
10. ヨットは情報が勝負を左右する。また相手の心理を読む事も必要。

◎バックナンバー:ケンイチ通信──FROM イングランド

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2010年09月02日

英・OPナショナルを観戦

10.09.02_05.jpg
ウェイマスで開催された全英OP。日本を含め海外からも多くの参加がありました

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『OP全英選手権』

文・写真・映像/中村健一

8月2日
 ウェイマスポートランド国立アカデミーで開催されたVolvo Musto Optimist British National and Open Championshipは予定された12レースを全て消化し、大会は無事終了しました。

 今回の大会では優勝したSilvia MAS DEPARES選手(スペイン)女子が、12レース中、6回トップを取る圧倒的な速さに驚きました。

 80艇を超えるスタートラインの中、確実に第一線で出ていく強さと、集団に対するタクティクスは、すでに世界クラスの強さがあるのではと、感じさせるほどでした。

 イギリスチームは、ナショナルチームの上位5艇は確実なレース運びを展開し、全艇がトップ10に入る安定を見せました。特に毎朝の気象に関するミーティングと、個別に海上でアドバイスをしている事が印象的でした。

 上位選手ほど艇数の多い中からのスタート、集団からの抜け出し方や、押さえ方が非常に上手く、かなりレース慣れしているように感じました。また、上位を走る選手には、プライベートコーチがついていることも強くなっている要因だと思います。毎レースフィニッシュしたのちに、コーチとのコミュニケーションが行われており、その場で起きた事に対する反省と潮、気象などの確認を行っていました。


ビデオを見てわかると思いますが、スタートして2、3分は直線勝負となります。この勝負に生き残った選手が上位を占めるので、やはりスタートが大切なのが良くわかります
 
まさに私たちがオリンピックキャンペーンで…(続きを読む)
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2010年08月27日

英・カヤックプログラム

10.08.27_02.jpg

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『カヤックプログラムに参加』

文・写真・映像/中村健一

7月9日
 今日はカヤックプログラムに参加しました。実際のカヤックプログラムに参加するのは今回が初めてですが、スタッフの一人として参加することになりました。

 このカヤックは非常に乗りやすく初心者向けで、私でもすぐに乗れるようになり、今日は生徒のセフティーカバーに徹していました。

 まずは準備運動と簡単なゲームで体を温めてから、それぞれがカヤックを海辺まで運び、スタッフのカーズさんが、パドルの漕ぎ方、方向の変え方、止まり方等を説明。いざ海へ!

 いつもの景色もカヤックで行くと、少し違った新鮮さがあり、大変楽しくできました。ただ、今日は風が強く向かい風だったため、パドルをこぐ腕が非常につかれました。生徒たちは元気いっぱいで楽しんでいましたが、2時間30分のプログラムだったので、さすがに後半はバテていました。

 カヤックもただ漕いで行って帰るのではなく、趣向を凝らしたゲームをいくつも行い、生徒たちの集中力が切れないように良く考えられています。

 こういう細かい対応が、生徒の気持ちをとらえるのでしょう。ここのスタッフはどこの生徒が来てもみんな人気者です。私も人気者になれるように努力が必要です。



◎過去記事:ケンイチ通信──FROM イングランド

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2010年08月22日

微風アビームの走らせ方



連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『微風アビームの走らせ方』

文・映像/中村健一

7月8日
軽風アビームでのポイントは、
1. スピンポールの高さ
 まずは、自分がどのタイプのスピンを使用しているかで、若干ポールの高さが変わってくるので注意です。私は主にノースA2を使用していました。A2(0.5オンス)はオールラウンドに対応できるスピンで、私は気に入っていました(余談ですが、金メダルを取ったウィルモット/マルコムペアは、V2を使用しています)

10.08.22_01.jpg

 スピンポールの高さはかなり重要で、上げすぎても下げすぎても速く走ってくれません。私は練習の中で上図のように、ジブの縫い目がちょうど目盛りの様な感じで見やすかったので、常にこの縫い目のラインに対して何処にポールが位置しているかを確認していました。

 自分が「今日は速い!」と思った時は、きちんと風速、ポールの高さを再現できるようにノートにメモしておきましょう。
また、遅いと感じた時は、こまめに高さを変えてみれば感じがつかめてくると思います。ただし、これから述べる事項での要因で遅くなっている場合は、高さを変えても意味がないかもしれませんのでご注意を。

2. スピントリム
 みなさんも良く分かっていると思いますが、風上側のリーチ上部が常にカールが入るか入らないところを狙ってトリムするのがベストです。トップチームのクルーはこのスピントリムが完璧です。少しのオーバートリムがスピードロスに直結するので、クルーの腕の見せ所ですね。風上側のガイは、戦略上のボート角度変更に合わせて常に手を添えておくこと。
 
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2010年08月03日

英コーチ高校生プログラム

10.08.03_06.jpg
プラスメナイ・ナショナルウォーターセンターには毎日たくさんの子ども達が訪れます。本日は高校生のプログラムです

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『高校生セーリングプログラム』

文・写真/中村健一

7月6日
 今日は高校生のプログラムに参加しました。すでにおなじみになったJ80(キールボート)で、午前中はタックジャイブ等を練習し、午後は3艇でレースを行いました。

 今日いちばん驚いたのは、私のグループの高校生を引き連れて歩いていると、後ろから「今日のレースは勝てますか?」なんて日本語で質問する生徒がいてびっくり! 「勝てるようにがんばろう」と言葉を返すと「勝ってください」と切り返され、日本語なのにあたふたしてしまいました。

 彼(写真最前列、白Tシャツ)は力(りき)君と言って、お父さんはイギリス人で、お母さんが日本人だそうで、彼はロンドンの高校に通っていて、今回は試験が終わって自分たちの好きなスポーツコースを選び、ここへ息抜きに来たそうです。もちろん先生も同伴しています。

 このクラブの使用にあたっては、今まで私が思っていたよりももっと大きい規模で、ここを訪問していることが分かりました。

 話の中で少し高校のシステムや、指導での細かい言葉の言い回しを色々と教えてもらう事ができ、色んな意味で最高の一日でた。もちろんレースは勝って彼らも満足していました。

 力(りき)君の家ではお父さんが英語を常に話し、お母さんは常に日本語を話しているそうで、毎日二ヶ国語での会話を普通にしているそうです。

 いまの状況を考えると、力君が本当に羨ましく思えました。明日からもがんばろう。

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2010年07月27日

英・チェスターの休日

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コーチ留学に出て3カ月。ひさしぶりの休暇です

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『チェスターの休日』

文・写真/中村健一

7月4日
 イギリス留学が始まり、3カ月が経ちました。こちらでは日本の様に祭日がないため、ほとんど毎日といっていいほど働いてます。基本的には土日休みなのですが、じっとしていても何もすることがなく、休みの日を利用し、セーリング以外のプログラムに参加したりレースに参加したりで結局、日々忙しくなっています。

 今週の土日は、40ノットオーバーの天気予報で、海上でのプログラムが延期となり、こちらに来て初めて遠出してみました。プラスメナイからバスで20分かけてBangor(バンガー)という町にある鉄道に乗り換え、一時間かけて目的地Chester(チェスター)に到着、街中を一日ぶらぶらして帰りに日本料理屋を発見、カツカレーを食べた後、帰宅。あっという間に一日が終わってしまいました。

 少し疲れ気味の気持ちも、すっきりリフレッシュされました。気持ちを引き締めてまた来週から頑張ります。

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チェスターに着いて早々、カプチーノをオーダーするも、こちらのラージサイズのカップは顔が隠れるくらい大きいカップに入って出てきました。びっくりでした

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まずは、このバスに乗って(約780円)街中一周し、行きたいところをチェック

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町の周りは川で囲まれており、土曜の今日は多くの人が川辺でゆったりしていました

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3カ月ぶりに食べる日本食は、カツカレーでした。味はビミョーでしたが、うれしかった

◎過去記事:ケンイチ通信──FROM イングランド

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